いらっしゃいませ!!
カスタムカーショップBRENDAのこぼです٩( ‘ω’ )و

コーティングって何を選んだらいいの?

コーティング、と一口に言ってもその世界は広くとても奥深いものです。

  • ワックス
  • ポリマーコーティング
  • ガラス系コーティング
  • ガラスコーティング
  • セラミックコーティング

パッと思いつくだけで5つ、より厳密に分けるなら10種類は超えるでしょう。

コーティングの選択肢が多いことは良いことのように思えますが、ハッキリ言ってコーティングについて知らない人からしたら選びきれません。

「最強のコーティングをしたい!!」
「コスパの良いコーティングをしたい!!」
「自分にあったコーティングを見つけた!!」

皆さんのお悩みは多分このあたりだと思います。

そこで今日は、代表的なコーティングのメリットとデメリットをまとめて、皆さんがコーティングをするときに、選択に迷わないような助けになれば良いなと思っています。

今日もよろしくお願いいたします。

ワックス(0.1万円)

簡易コーティングの王

「愛車を綺麗にする」ということを聞いてまず最初に思い浮かぶのが”ワックス”という単語ではないでしょうか?

僕が免許を取り立てた18歳のころは、30万円で買った中古車を毎週といって良いほど洗車をしてから、ザイモールワックスをかけて土日がつぶれていました(笑)

さて、そんなワックスの特徴ですが、

  • 持続性は1~2週間
  • 安価で光沢がよく出る
  • 水をはじくようになる
  • 熱に弱く汚れが付着しやすい

こんな性質があります。

安価で入手できる分、持続性はとても短いのですが、油面の膜を塗装面に形成することによって水を良く弾くようになります。

もちろんワックスを塗った後は、テカテカとした光沢も出て見栄えも良くなります。

マメ知識になるのですが、ワックスに使われている素材は、熱帯地方に生息するカルナバ椰子の葉から採取される樹脂(油)が原料となります。

平たく言うと、ヤシの木です。だから安価で入手が可能なんです。

以上、カーワックスの特徴になります。

デメリットは、毎週毎週の手入れが大変なのと、ヤシの木から出る油なので、夏場の太陽光などで簡単にとけて剥がれ落ちてしまう点です。

ので、手間と時間、費用対効果を考えるとそこまで高くはありません。

おまけに、ヤシの木の油が主成分なので泥やホコリなどの汚れは普通につきます。

しかし、愛車に対する愛着を沸かせるアイテムとしてはとても優秀だと思います。

ちなみにワックスには、

  • 固形ワックス
  • 半練りワックス
  • スプレーワックス

の3種類があることも覚えておいてください。

僕の好きな固形ワックスは、ワックス自体が硬く施工しづらいのですが、研磨剤が入っておらず、とても深い艶がでるのでオススメです。

半練りワックスは、労力とバランスの取れたワックスです。研磨剤を含んでいるものがあるので注意が必要です。

スプレーワックスは、手軽さが売りのワックスです。水ジミの固着予防を狙った製品になります。

ポリマーコーティング(1万円)

重合体(Polymer)化

ポリマーコーティングとは、いろいろな材質のものが重合体(Polymer)化したコーティング剤を車体に塗るコーティングのことを言います。

原料はシリコン、フッ素、テフロンなどポリマー(重合体)が原料です。

ゆえに、ポリマーコーティングと名付けられました。ちなみに、樹脂コーティングの商標をポリマーコーティングと呼びます。

ポリマーコーティングの仕組みは、分子結合する化学反応によって塗装面に皮膜が作られます。なので、一度の雨や熱によって落ちることがないのです。

特徴としては、

  • コーティング専門店で安価にできる
  • 光沢性が向上し、多少の傷なら埋めてくれる

ポリマーコーティングはワックスよりは頑丈なコーティングなので、持続性2~3ヶ月です。

しかし、塗装面に浸透していくタイプのコーティングとなるため、傷を防ぐ効果はなく、ほとんど輝きも向上しません。

おまけに50℃以上の熱でコーティングが溶けてしまったり、酸性雨でコーティングが剥がれやすいのが欠点です。

さらに、毎月のように専用トリートメントを使ったメンテナンスが必要なのがめんどくさいです。

ので、ポリマーコーティングをオススメするのは、

①低価格でコーティングをしたい人
②とりあえず綺麗にしたいと考えている方

のどちらかに当てはまるようでしたら、ポリマーコーティングをオススメします。

あまり洗車しない方やそこまで輝きなどにこだわりがない、でも「とりあえずやっておくかー」ぐらいの人にはちょうど良いコーティングでしょう。

ガラス”系”コーティング(5万円)

なんちゃってコーティング

ガラス”系”コーティングとは、先ほど説明したポリマーにガラス繊維を含んだ溶剤でコーティングしていく手法のコーティングです。

ガラスとポリマーが混合しているので、ガラス”系”コーティングと呼びます。

ネットやカーディーラー、量販店などでは、ガラスコーティングと謳っていても、ガラス系コーティングを使用していたりします。

あまりイメージが良くない製品ですね。

ガラス系コーティングとは無機物質ではなく、有機化合物の製品を指します。ガラスコーティングは完全無機質に対して、ガラス系コーティングは有機化合物にガラス繊維を少量加えたものとなるため、耐久性や持続性が低いというデメリットがあります。まずは、ガラスコーティングとガラス系コーティングの違いを見ていきましょう!

このガラス成分が6~8か月ぐらいの耐久性を持っているので、ワックスやポリマーコーティングの倍近い持続性があります。

他の特徴としては、光沢感が出て、防汚性が高く、多少のUVカット効果があげられます。

ただ、やはり熱や紫外線、摩擦、に弱いという点は変わりませんし、イオンデポジットが発生しやすいのも難点です。

ようは水のシミができやすいのが難点です。

ガラスコーティング(10万円)

認知度は日本一

ワックス並みの認知度を誇る認知度No1、ガラスコーティングがようやく登場です。ガラスコーティングの特徴は、

  • 3年以上の持続性
  • 熱に強い(700℃~1100℃まで耐えられる)
  • UVカット効果にも優れる
  • 耐紫外線性能や防汚性能に優れる

です。

ガラスコーティングとは、有機系溶剤を一切含まない完全無機質な二酸化ケイ素で膜をボディに形成するコーティング手法になります。

他のコーティングはシリコンやフッ素、石油系溶剤が含まれているため持続性や耐久性が劣ります。

二酸化ケイ素は、ガラスの主成分と同じなので、とても強度が高く、紫外線や熱による劣化が起こりづらくなります。

これまで紹介したコーティングとの違いは、有機系溶剤を含んでいない点です。

完全無機質な二酸化ケイ素のみで膜を形成させるので、紫外線や熱による劣化が起こりづらく、コーティングの被膜が半永久的に塗装面に残り続けます。

さらに、ガラスコーティングになってくると、0.3~1.0μガラス被膜を形成するため、シミ、色あせ、酸化から塗装を強力に守り、輝き(光沢)が向上し深みのある光沢が出ます。

さらに、ボディの塗装面にあるクリア塗装も守ってくれるので、本当にオススメです。

が、注意も必要です。

よく誤解されがちですが、飛び石に関してはほぼ効果がありませんので、飛び石を予防できるなどという業者がたまにいるので、詐欺案件として消費者庁にでも通報してください。

完全に誇大広告です。

他にも、イオンデポジット、ウォータースポット、水ジミなどと呼ばれる輪っか状のシミのつきにくさについても、主成分が2酸化ケイ素なので、水道水に含まれるカルシウム分、雪国でよく使う融雪剤との親和性が高く、実はガラスコーティング施工車の方がシミになりやすいです。

「ガラスコーティングより良いコーティングはないの?」

そうして誕生したのが、セラミックコーティングです。

セラミックコーティングはガラスコーティングの性能を全て上位互換してしまったところにあります。

セラミックコーティング(30万円)

コーティング界の神

今まで紹介したコーティングのすべての利点を併せ持ち、すべての欠点を克服したコーティングがセラミックコーティングになります。

はい、これは完全に最強チート級の性能です。

  • 持続性は5~7年
  • 硬化すると薬品でも剥がれない
  • 飛び石や擦り傷も防げる
  • 雨のシミはつかない
  • 被膜の厚みがガラスコーティングの48倍
  • ボディが鏡面光沢化する
  • 耐アルカリ性
  • 耐酸性に優れてる
  • 融雪剤にも対応している

コーティングに関して必要な機能がオーバースペックで備わっています。

あまり解説することがないので、セラミックコーティングの強度について解説しておきます。

よくiPhoneのガラスフィルムにある高度9H、「カッターの切り傷なんてつきません」みたいな製品を見たことないでしょうか?

セラミックコーティングは、まさにあの9Hに匹敵する硬度です。

なので、iPhoneのガラスフィルムを車に貼るイメージを持ってもらえるとその凄さが分かると思います。

iPhoneをコンクリートに落とさない限り割れませんよね? セラミックコーティングも同じで、交通事故でも起こさない限りコーティングが割れないんです。

そして何より、セラミックコーティング最大の強みは、

自己再生にあります。

もう一度言います。セラミックコーティングは

自己再生します。

セラミックコーティングは、ナノセラミックスの金属や酸素・窒素・炭素などからなる化合物です。

それをボディに10μの厚みになるまで重ねて塗布すると、もし小さな擦り傷が入ってしまっても、その部分に熱を入れて溶かしてあげれば、傷のあった部分が埋まり、綺麗な光沢がまた出ます。

これを自己補修型コーティングなんて呼ぶ人もいるみたいです。

お金に余裕がある人、セラミックコーティング一択です。

コーティングは予算と環境で決めよう

とは言え、コーティングに30万円も突っ込める人が少ないことは百も承知ですから、自分にあったコーティングを探していきましょう。

コーティングを選ぶ上で最も重要なことは、駐車場の環境、洗車の頻度、そして予算でだいたい決まります。

駐車場は屋内なのか、屋外なのか、洗車は週一でするのか、月一しかしないのか、毎日車に乗るのか、鑑賞用なのか、

いくらまでお金を使えるのか?

これらが分かれば、どのコーティングが自分に合っているのかが導き出せると思います。

コーティングの種類

低価格・ワックス
↓  ・ポリマーコーティング
中価格・ガラス系コーティング
↓  ・ガラスコーティング
高価格・セラミックコーティング

厳密にいうと、水のはじき方も決めた方が良いのですが、ぶっちゃけそこまで気にしなくても良いと思います。

ちなみに僕が推すならくどいようですが、

セラミックコーティング

一択です。金にものを言わせます。

・・・

・・

金はないけどねwww

でわまたっ、良きカーライフを!!

告知:「BRENDA 公式LINE」を始めました。

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当店は全コーティングの施工が可能です。

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