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カスタムカーショップBRENDAのコボです(‘ω’)ノ

「Z33の前期と中期って何が違うの?」
「Z33の中期と後期って何が違うの?」

ここ最近、ネオ・クラシックの風貌を醸し出してきたZ33の需要が高まりをみせています。

そのおかげでZ33のお問い合わせも増え、

「前期・中期・後期の違いって何?」

という内容の質問を聞いてくる人が増えました。

Z33は複雑なマイナーチェンジと、多数のモデルが存在するので、どのモデルを買っていいのか迷ってしまう人が多いようです。

この記事を読んでZ33についての理解を深めていただけたら幸いです( ..)φメモメモ

※フェアレディZ33、350Zの意味は同じです。

Z33の主要スペック

「フェアレディZ33とは何か?」

フェアレディZを根幹から見直したZ33は、Z34、そして新型Z35に至るまでの下地を作った車です。

言うなれば、完成した時点でデザインの8割が完成していた車がZ33の色気となり、世界中の人を惹きつけます。

そんなZ33の基本的なスペックは下記の通りです。

初期型 Z33の主要スペック

・乗車定員:2名
・トランスミッション:6速MT、AT
・ボディタイプ:クーペ、ロードスター
・駆動方式:後輪駆動(FR)
・排気量:3,498cc
・車両重量:1,430kg
・全長:4,310mm
・全幅:1,815mm
・全高:1,315mm
・最低地上高:120mm
・最小回転半径:5.4m
・燃費10・15モード 約9.0km/L
・前後重量配分:53.47

平たく言うなら”The スポーツカー”です。

Z33のグレード一覧

フェアレディZ33は、2002年7月〜2008年11月の6年5か月の間に生産されたモデルのことを指します。(※2008年12月~Z34へ)

まず最初に時間軸をベースにしたZ33の歴史は、

2002/7/30 Z33 初期型
2003/10/1 ロードスター登場
2005/9/1  Z33 中期型へ
2007/1/1  Z33 後期型へ

おおまかにいうと”前期・中期・後期”の3つの世代があり、その中でロードスターが出た、というのがおおまかな歴史です。

そこに4つのグレードが準備されています。

  • 標準車 ベースグレード
  • Ver.S  ブレンボブレーキ搭載、横滑り防止システム搭載
  • Ver.T  電動革シート、BOSEサウンドシステム搭載
  • Ver.ST Ver.S+Ver.Tの装備をすべて搭載
    読み方”Ver.=バージョン”

イメージは、Ver.S=スポーツ仕様、Ver.T=豪華仕様、で問題はないと思います。

さらに、ATとMTに分岐しているので、一覧にすると、

前期
ベースグレード AT
ベースグレード 6MT
Ver.S 6MT
Ver.T AT
Ver.T 6MT
Ver.ST 6MT

中期
ベースグレード AT
ベースグレード 6MT
Ver.S 6MT
Ver.T AT
Ver.ST AT
Ver.ST 6MT

後期
ベースグレード AT
ベースグレード 6MT
Ver.S 6MT
Ver.T AT
Ver.ST AT
Ver.ST 6MT

この各グレードに、クーペとロードスターが用意されているイメージです。

一番最後に説明しますが、Z33には特別モデルもあるので興味のある人は要チェックです。

ちなみに、ロードスターとオープンカーの違いが分からない人は下記の記事を読むことをオススメします。

次はZ33の”前期・中期・後期”の違いや特徴についてまとめていきます。

初期型 Z33について

超狙い目のZ33!!!

2002年7月~2005年8月までの3年間に製造されたものが、Z33の”初期型”と呼ばれる車になります。

先ほども述べましたが、Z33は合計6年5ヶ月製造された車なので、約半分の期間、初期型のZ33が製造されていたということになります。

製造期間が中期・後期よりも長いので、比例して製造台数も多く、中古市場で最も多く目にする型式になります。

中古車市場における初期型 MTは必ずと言っていいほど”どこかしらがカスタム”されています。(ワンオーナーなんて夢のまた夢ってぐらい複数人が手を加えています)

車体価格が安価であればあるほど、サーキット走行やドリフト走行で遊んでいた傾向が見えるので、総額の維持費は高くなってしまうかもしれません。

しかし、個人的には初期型のZ33が一番のねらい目だと思います。

中期・後期よりも圧倒的に安く、差額でチューニングやカスタムをすれば、ペロッと出力を上げることが可能だからです。

※スーパーチャージャーをつければサクッと300〜400馬力は出ます。

が、Z33には1つだけ落とし穴があるのでご注意ください

2回だけ極小な改良がされている

2003/10/1 ミニ改良(メーターフードソフトフィール塗装・ニーパッド追加)
2004/9/1  ミニ改良(シンクロレブコントロール機能をAT車に追加、内装のシルバーパーツの色味変更、ヒーター付きドアミラー標準装備、シートリフター装備)

の2回、初期型の中でミニ改良が施されています。

まぁぶっちゃけ、エンジンに手が入っているわけではないので、個人的には興味のない改良なのですが、購入を検討している人は頭に入れておいて損はないと思います。

念のため覚えておきましょう。

中期型 Z33について

中期型 Z33の変更点

・フロントバンパー、リフレクター形状変更
・テールランプLED化
・ヘッドライト仕様変更(ハイビームもキセノン化・オートレベライザーを装備
・6MT車のエンジン出力向上 280PS→294PS
・デュアルフローパスショックアブソーバー採用
・車速感応式パワーステアリング採用
・助手席足元にネット追加
・全グレードに18インチアルミホイール採用
・内装のソフトフィール塗装仕様範囲拡大
・純正ナビのパネルが電動から手動開閉式に変更
・ハザードスイッチの位置変更(シフト前部へ移設)
・バックミラーにリモコンエントリーチューナー搭載
・センターコンソールのデザイン変更(収納スペース・スイッチ設置箇所変更)
・アルミ部品の使用箇所を拡大
・ドアトリムを合皮パットに変更
・ドアドリンクホルダー追加(イルミネーション付)
・助手席にカードホルダー追加
・助手席に足元ネット追加
・デュアルフローパスショックアブソーバー採用
・テフロン製のスタビライザーブッシュに変更
・パワステが車速感応式に変更
・エンジン出力が294馬力に向上
・レブリミットが7000rpmに向上

変更点多くね?w

当たり前ですが、これだけたくさんの変更点があるが故のマイナーチェンジです。

にしても、多すぎて覚えるのはめんどくさいですよね。

なので、ざっくりと説明させていただきますと、

  • エンジンの強化
  • 足回りのセッティング変更
  • 外装の強化
  • 内装の劣化

この4つが大きな変更点になります。

初期型から出てきたユーザーからの不満を取り除き、粗削りだったZ33を進化させたのが中期型になります。

とりわけ目を引く進化が、最大出力の向上です。

たった14馬力UPと捉えるのか、14馬力もアップ、と捉えるのかは人それぞれだと思いますが、地味にデカいですよね。

しかし、内装に関してはカッコよさを求めた結果、塗装の耐久性が劣化しています。

中古車市場の状況は、初期型と似ており、状態の良いものはかなり減ってきています。

後期型 Z33について

中期型 Z33の変更点

エンジンをVQ35HRに変更
・アクティブヘッドレスト採用
・ボンネットのデザイン変更(エンジンの変更に伴い)
・ヘッドレスト大型化
・レブリミットが7500rpmに向上
・300馬力越え

最強のZ33(‘Д’)

「これってマイナーチェンジってよりも違う車になんじゃないの?w」

そう思ってしまうぐらいの変更点があるのが後期型になります。

初期・中期で採用された”VQ35DE”から、“VQ35HR”のエンジンの載せ替えは、マイナーチェンジというよりも、モデルチェンジの様相を呈していました。

VQ35HRは、80%が専用設計

VQ35HRは、エンジンブロックから新設計されており、”VQ35DE”とは似て非なる新開発のエンジンです。

そのため、VQ35DE型より出力、トルク、燃費性能、すべての面において進化向上しています。

ちなみに、HRの略は、”高回転(ハイ・レボリューション: High Revolution)”または、”ハイ・レスポンス(High Response)”から来ており、数字は排気量を示しています。

お気づきの方も多いかもしれませんが、HRエンジンの特徴は高回転にあり、最高回転数は7,500rpmまで上がっており、日産V6エンジンとしては初めて300PSを超えたモデルにもなっています。

初期のレブリミットは6600rpmなので、900rpmも使用できる幅が広がりました。

ちなみに、当時の初期型に乗ってる人たちの多くが乗り換えを検討したほど、VQ35HRのエンジンは凄まじい人気でした。

ただし欠点が1つあります。

それは、販売期間が中期型よりも短いので、市場に出ている台数が少ないことに比例し、エンジン周りのアフターパーツが全く拡充していません。

おまけに、中古車の価格も高く、普通に次期モデルのZ34が買えるほどです。

ので、中古車として狙い目というとそこまで魅力的ではないのかな、個人的には思います。

もちろん、サーキットでバリバリに攻めたい、峠で遊びたいなどの欲求があれば、金にものを言わせて買うのはアリだとは思います。

あとは、デザインに惚れたとか、スペック厨の方にはたまらない逸品になります。

他にもエンジンの変更に伴い、エンジンフードの形が変わっていたり、全長が5mm長くなっていたりします。

Z33の特別モデル一覧

特別モデルは日本人が好きそうな希少性の高いものばかりです。

言わずもがな、価格もスーパーに高いですが、その分スペックも高いです。

完全にお財布に余裕がある人向けですね。

Z33の値上がりを期待して投機目的で所有するのも一つの手段でしょう。

  • Type E
  • Type F
  • Type G
  • S-tune GT
  • 35th アニバーサリー
  • Ver. NISMO
  • Ver. NISMO Type 380RS
  • Ver. NISMO Type 380RS-Competition

それぞれの解説は省きますが、どのZ33も将来的には新車価格と同じぐらいには上がると思うので、興味のある人はぜひググってみてください。

この記事では一番面白い”Ver. NISMO Type 380RS-Competition“について少しだけ触れておきます。

Ver. NISMO Type 380RS Competition

2625万円す、、、

もし仮にあなたが”380RSコンプリート”を2625万円で買えるチャンスに巡り会えたなら、値段にビビらずすぐに購入を決断するべきです。

380RSコンプリートは、レースベース車両のガッチガチのガチな車です。

その辺のスーパーカーなんて止まって見えるレベルの馬力を持っています。(←ちょっと盛りましたw)

VQ35HRエンジンの排気量を3.8Lに拡張し、すべてのパーツが専用に作られており、そのままレースで戦えるようにチューニングが施されています。

間違っても380RSコンプリートを普通のZ33だと思わないでください。

380RSコンプリートは悪魔のZ並みに速いです。

そして絶対的な存在です。

ここで勘違いしてはいけないのは、380RSの存在です。

コンプリートがつかないか380RSは、公道走行を意識したチューニングが施されています。

もちろんそれでも十分早いのですが、300台限定の販売なので、お値段が少し高めです。

高いもので500~200万円付近でうろうろしています。

お金に余裕のある人はぜひぜひ。

Z33全まとめ

Z33は、前期・中期・後期の計3度のマイナーチェンジが実施されています。
Z33は、標準車、Ver.S、Ver.T、Ver.STの計4モデルが存在しています。
Z33は、ロードスターモデルも存在します。

最後に主要な違いを表にまとめておきますので、購入を検討する際はぜひ見返してみてください。


初期型中期型後期型
期間2002/7~
2005/9
2005/9~
2007/01
2007/1~
2008/11
エンジンVQ35DEVQ35DEVQ35HR
排気量3,4983,4983,498
全長4,3104,3104,315
最高出力(PS/rpm)280/6200294/6400313/6800
最大トルク(kg-m/rpm)37.0/480035.7/4800 36.5/4800
レブリミット(rpm)660070007500
圧縮比10.310.310.6
排気eVTCなしありあり
エアダクト80mm90mm
レゾネーターありなし
エキマニ不等長不等長等長

他にもこの記事では解説はしていませんが、

  • ピストン
  • バルブタイミング
  • カムバルブ開閉
  • エアクリーナーBOX
  • インテークマニホールド
  • オイルパン
  • オイルポンプ
  • バルブスプリング

などなど、微妙にセッティングが違ったり、長さが違ったり、タイミングが違ったりします。

もし購入を前提に考えるのなら、

  • 実際の走りはどうだろう?
  • 乗り心地はどうだろう?
  • 水温・油温はどうだろう?
  • マフラーの音はどうだろう?
  • 低速のトルクはどうだろう?

こんな疑問をお近くのフェアレディZ専門店のメカニックに聞くことをオススメします。

あなたがZ33に乗ることを、所有する姿を楽しみにしています(‘◇’)ゞ

でわまたっ。

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