いらっしゃいませっ!
栃木県宇都宮市にある、カスタムカーショップBRENDAのコボです(°▽°)

「カーリースってどんな仕組みですか?」

コロナウィルスほどではありませんが、近年街中でよく聞くワードに”カーリース”というモノがあります。1年前までかなり下火だった仕組みがここへきて爆発的に認知され始めました。

しかし、WEBの記事でカーリースがどんなものか調べてみると

  • カーリースはデメリットだらけ
  • カーリースには罠がある

といった記事をよく見かけます。で、その記事を書いている人たちを調べてみると、99.9%は中古車に携わる人たちなんです。(もれなく僕もその内の1人なのですが)

自分たちの既得権益を脅かすような新しいビジネスモデルについて否定的な記事を書きたくなる気持ちは分かります。リースする人が増えれば中古車を買う人が減って、最終的には自分たちの利益が減る可能性があるんですからね。

そりゃカーリースについてこき下ろしたくもなりますけど、長い目で見たら、中古車を売っている人も、中古車市場も、カーリースの利用者も、中古車を買う人もみんなが”win-winの関係性”になれる仕組みがカーリースというモノです。

ってなわけで、今日はそんなカーリースの仕組みを把握しながら、カーリースのメリットや良いところを見ていきましょう。

カーリースとは”車の賃貸契約”のことである。

Amazonプライム、Netflix、Spotify、Apple Music、Office365。

これらのサービスは”サブスクリプション(サブスク,定額制)”と呼ばれるモノです。

サブスクの特徴は、みんなで同じものを一定の金額で共有し、いつでもペナルティなしで辞めることが可能なビジネスモデルの総称を指します。

「カーリースは自動車のサブスクリプションモデルである!」とよく言われます。確かにサブスクと似ている部分はたくさんあるのですが、似て非なるサービスだと最初に断言しておきます。

サブスクは仮想的なモノ(データ)だけが提供可能で、物理的なモノはサブスクとして提供できません。(概念的な問題で不可能っす)

なのでもし、”カーリース=サブスク”という固定概念があるなら今すぐに上書き保存しください。この部分を理解していないでカーリースの契約をしてしまうと、

「なんで車の返却時にお金を払う必要があるんだっ!これはとんだ詐欺システムだ!!」
「毎月支払いは一定のハズだろ!?ボーナス月が多いなんて聞いてないぞっ!」
「違約金!?んだとごらぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!!」

と言った揉め事にすぐ発展してしまいます。初めて使うサービスは、耳障りの良いカタカナ語に注意しなければなりません。

どれだけ時間をかけても良いので、自分の目で内容を把握して、「他人に説明できるようになるまでは絶対に使わない!」ぐらいの気構えでお願いします。

持ち家か賃貸住宅、購入かリース。

それでは改めて本題に入りましょう。

リースとは、リース会社がお客様の選択した車を購入し、そのお客様に対してその車を賃貸する取引のことです。つまりカーリースとは、

好きな新車を賃貸できるサービスの総称です。

とどのつまり、

「カーリースが良いのか?それとも従来通りに車を購入した方が良いのか?」

というよくありがちな議論は言い換えてしまえば、

「賃貸住宅と持家はどちらが得なのか?」

という問題とほとんど同じなのです。

どうでしょう?”賃貸”という言葉を使うと、カーリースについてのイメージがグッとしやすくなったのではないでしょうか?

ぶっちゃけるとこれからする話は、アパートやマンションで賃貸契約している人にとって「えっ?そんなの当たり前じゃんw」みたいな内容が連続するかもしれません。

そういう人はすっと飛ばしても良いのですが、確認の意味も込めて読み進めてください。※特別突飛なことはいいません。

カーリースってこんなモノ

・返却時、貸し出した時と同じぐらいの状態で返却してください。(現状回復)
 →傷があったらDIYして返してね。
・経年劣化による”ヤレ”や”くたびれ”は許容します。
 →ある程度は好きに乗っちゃって問題ないよ。
・税金はこちらで支払いしておきます。
 →月々の料金に含まれています。
・毎月の支払いは守ってください。
 →月々の金額は一定で、ボーナス月だけ少し高いです。
 →複数回の未払いがあったら、契約は解除します。
・保険に入りたかったらご自身の好きなところにお入りください。
 →入っても入らなくてもご自由にしてください。

不動産の賃貸契約とカーリースの違う点は”ボーナス月だけ支払いが少し高い”部分だけです。

他の部分はモラルの問題になってきますけど、少なくとも日本人のマナー的には常識の範囲内だと思います。リビングに大きな傷をつけてしまったら弁償する。借りたものを返すときは綺麗にして返す。(この辺は大丈夫ですよね?)

この”賃貸契約”という言葉を忘れないようにしながら、カーリースのメリットを見ていきましょう。

※参考までにカーリース、カーシェアリング、レンタカーの違いもサッと確認しておきましょう。

カーリースレンタカーカーシェアリング
利用期間1~10年
長期間
(任意で設定可能)
数時間~数日
中期間
(任意で設定可能)
30分~数時間程度
短期間
(任意で設定可能)
料金体系月額定額制
(ボーナス月は支払い金額が高い)
利用分を支払う
(延長料金を請求されることがある)
月会費、利用時間、走行距離分に応じて支払う
諸税・自賠責保険全て含まれる払わなくてよい払わなくてよい
車種選択新車を自分好みに作ることができる。(全国産車の中から)レンタカー会社が所有しているモノの中から選択カーシェアリング会社が用意しているものから選択
燃料費契約者負担契約者負担不要
駐車場代契約者負担契約者負担契約者負担
ナンバープレート通常のナンバー「わ」ナンバー「わ」ナンバー
所有者リース会社レンタカー会社シェアリング会社
使用者本人本人本人

カーリースはグレード、色、オプションを好きに自由に選べる。

カーリースはなんでもござれです。限定車、特別仕様車、スポーツ仕様車、福祉車両。

普通に新車を買うのと同じように、メーカーが取り扱っているグレード、色、オプションを自由に選ぶことができます。

改造やカスタムはポジティブなモノならOK!

「最初は純正で楽しんで、飽きたら少しイジッて楽しみたい(*´Д`)」

こんな風に考えているドライバーって多いのではないでしょうか?もちろん僕もそう思っている1人です。

インチアップした社外のアルミホイールをはかせたり、車高を少し下げたり上げたり、スピーカーを変えて自分好みの音を追及したり、窓ガラスにちょっと暗いスモークを貼ってみたり、、、車は買ってからが本当に楽しいんですよね(‘ω’)ノ

にも関わらず、カーリースの契約書には「カスタムや改造の禁止」という利用規約があり、「万が一無断で違反した場合は違約金を支払って下さい」みたいなこわーい文言が記されています。

パッと見ただけの人は、「あー、カーリースはカスタムとかできないんだ、、、(泣)」と諦めてしまうのですが、実はこれって言葉不足で、本当は「ネガティブなカスタムを禁止します」という意味になります。裏を返せば

「ポジティブなカスタムはOKっす(*´з`)」

と捉えて問題ありません。もちろんカスタムをする時はリース会社に連絡をして確認を取る必要はありますが、ほとんどの場合はカスタムOKです。

将来自分たちの車になる可能性のある車体を、お客様が更に付加価値の高い車体へしようとしている、それを止めるメリットって何かありますか?

例えば、アパートに賃貸契約で入っているあなたが、大家さんに

「実費でいいからエアコンを増設したい」
「実費でいいからキッチンを大幅に改造したい」
「実費でいいからトイレを新品に変えたい」

と申し出たら、断る意味なんてないと思いませんか?

「タダで新品になるならいいや(*’ω’*)」と考えても、「っち、ふざけんな!」とは思わないでしょ? もちろん大家さんに黙って改造や増設をしたら怒られるのは火を見るよりも明らかですけど、しっかり了承をとれば基本的には問題なんてありません。

んで、問題となるのは”どこからどこまでがポジティブな改造・カスタムなんだ”という線引きです。こればっかりは各リース会社のさじ加減になってしまうので一概に正解はありません。カーリース会社の美的センス次第です。

頭に入れておいて欲しいのは、「この行為はこの車の価値を減少させるのか?」だけです。

毎月の支払いは一定。(ボーナス月は多め)

車の購入方法として皆さんがまず考えるのは、現金やローンを使った購入だと思います。統計局が出しているによるデータによると、日本人の83%は現金かローンで車を購入することを検討しています。

その際に考えることは、頭金、利子率、返済期間、故障の頻度、車検、メンテナンスを含めた維持費、税金などなどなど。想像以上にたくさんのことを考える必要が出てきます。

そして現金での購入やカーローンでの購入は、毎月必要となる金額が変動します。

しかしカーリースなら月々の支払額は常に一定です。その為、家計に関する負担が毎月同じなので、家庭のお財布の中身がとてもスッキリします。

家計の管理をしている方なら分かるかもしれませんが、”毎月の出費がフラット”というのは大きな利点ではないでしょうか?

例えば、「夏と冬の電気代が地味にストレス!」と思ったことはありませんか?その原因は支出にムラがあるからです。もっと極端な話をすれば、「家賃が毎月変動します!」と大家さんに言われたら、すぐに引っ越しを検討するぐらいのストレスに感じませんか?

それと同じで支出が一定なのは、ストレスフリーな人生を送るのにとても重要な役割を果たしているのです。

老後の2000万円問題を解決でき、自由な時間を作れることにメリットを感じますか?

暴論かもしれませんが、カーリース最大のメリットは”お金”と”時間”の2つのみです。逆にお金と時間に興味のない人は.ココでこのページを閉じて、カーリースという賢い選択は忘れたうえで、従来通りの買い方をしましょう。

・・・

・・

さて、ここからがこの記事の本番になります。なかなか過激な言葉を使った以上、きっちり説明させていただきます。

カーリースを利用するとなぜ”老後の資産”ができるのか?

カーリースを利用している間、あなたは人生のボーナスタイムを迎えることができます。

カーリースの良い部分は”頭金が不要で維持費が一定”なところです。このメリットを最大限に活かすことが老後の資産形成に大きく影響していきます。そしてこの事実に早く気づけば気づくほど、後々大きな資産を築くことができます。

「時は金なり」という言葉がありますが、ココは順を追ってゆっくりと話を進めていきましょう。

例えば、日本の軽で最も人気のある”スズキ ハスラー”をリース契約すると、月々2.5万円(ボーナス月加算なし)の5年払いで使用することができます。

その場合にかかる維持費は5年間で、

5年×12か月×2.5万円=150万円(残価計算済み)

になります。(残価については後編で説明します)

この150万円には一体なにが含まれているのかちょっと見てみましょう。

5年間のカーリースで支払う150万円に含まれているモノ

・重量税5年分
・自賠責保険5年分
・自動車税5年分
・査定の手続き費用
・車検(継続検査)
・新車1ヶ月点検
・新車6ヶ月点検
・新車12ヶ月点検
・エンジンオイル交換9回分
・オイルエレメント交換
・ワイパーゴム交換
・ブレーキオイル交換
・ブレーキパッド交換
・エアコンガス補充
・エアコンオイル交換
・点火プラグ交換
・ファンベルト交換
・ウォッシャー液無料補充
・バッテリー液無料補充

思ったよりも多かったですね(笑)

それでは比較対象である日本人が大好きな従来通りの”現金一括”での買い方で、同様のハスラーを購入したときにかかるお金は、

車体価格だけで250万円でした。(公式サイトとディーラーへいき、見積りを出してもらったから間違いないハズ)

もう一度言いましょうか?

車体のみで250万円です(白目)

重量税、自動車税、自賠責保険などの費用はもちろん含まれいない上に、車検費用、メンテナンス費用までもが含まれていません。ローンを組むならこの金額に金利がのしかかります。(もちろんこれは値引き交渉した後の話です)

ここまでを踏まえて”5年間の維持費込みで150万円”という数字、「安っ」と感じませんか?

そうなんです、カーリースって知らないだけで結構お安いんです。

すべての費用が含まれた状態で月々のお支払いを決めているので、マジに「頭金0円、2.5万円/月」で現行の新車に乗ることができちゃうんです。(所有者と使用者の違いについては後編で)

ディーラーで新車を購入すれば、最初に最低250万円の支払いが必要です。しかし、リースでは頭金の用意は不要なので、手元にまとまった資金がなくてもすぐに新車を手に入れられます。

ここまでを読んでみると「老後の資産と何が関係してるの?w」そう思うかもしれませんが、手元にまとまったお金があるとかなり面白いことができるようになるんですよ。

お金が手元にあると”複利の力”でお金を増やすことができる。

アインシュタインが「人類最大の発明だ」と言ったほどに強烈な概念に”複利”と呼ばれるモノがあります。※知らない人は「複利 資産運用」でググってください。

今回のハスラーの件、従来通りにカーナビなどのオプションをつけて新車を購入すると、車体のみで250万円かかり、各種税金などを含めると乗り出しにかかる総費用は280~300万円です。(計算を分かり易くするために”300万円”と仮定します)

ということは、ハスラーをリースで乗っている人と、従来通りの現金一括で車を購入している人たちとの口座残高は、一番最初のスタートで既に”300万円”の差があることになります。

ここからカーリースをしている人を”金持ち父さん”とし、従来通りの買い方をしている人を”貧乏父さん”と位置付け、それぞれの人生シミュレーションをしてみましょう。

カーリースを利用している”金持ち父さん”の複利人生

金持ち父さんは初期投資のかからないリースを利用している為、初期費用0円で新車を使用できます。そのため本来は車に使うはずだった300万円が銀行口座に眠っています。

金持ち父さんはまず、口座に眠っている300万円を長期的な視点で資産運用しようと考え、平均年利5%(3~7%)の大手海外ファンドへ資産運用を任せました。

リース費用については、毎月一定で、ボーナス月だけが高いことが事前に分かっていたので、毎月の収入の中でストレスなくやりくりしようと決めていました。

~月日は流れ5年後~

今日はリース最終日です。金持ち父さんは車を返却するべく、リース会社へ足を運びました。追加費用を請求されるのではないか、そんなドキドキ感はありましたが、クローズドエンド方式を選択していた為、杞憂に終わりあっさりと返却が完了。

その後、銀行へ行き5年ぶりに海外ファンドの状況を確認。

残高 3,828,843円

( ゚Д゚)!!!!!!!!!!!!!!

・・・

・・

「すいませんっ!また、同じ金額で違う新車をリースしたいんですけど、、、」

爽やかな笑顔で金持ち父さんはリース会社の担当者へ電話をかけました。

~月日は流れ、さらに5年後~

今日は人生2度目のリース最終日です。クローズドエンド方式を選択していた為あっさりと返却が終了。

その後、銀行へ行き5年ぶりに海外ファンドの状況を確認。

残高 4,886,680円

( *´艸`)♡

〔完〕

これがカーリースを選択した”金持ち父さん”の人生です。

補足情報

いや~、”金持ち父さん”は随分カンタンに資産を増やすことができましたね(笑)これが”複利の力”なのです。

あれっ、ひょっとして僕のこと詐欺師とかペテン師だと疑ってます?(‘ω’)

それではなぜこうのような結果になったのか、難しい言葉を並べるよりも僕が実際に使った計算式を見てみましょう。

経過年数元金利率増分(毎年)増分(累積)
スタート300万5%00
1年315万5%15万15万
2年330.75万5%15.75万30.75万
3年347.2875万5%16.53万47.28万
4年364.6518万5%17.36万64.65万
5年382.8843万5%18.23万82.88万
6年402.0285万5%19.14万102.02万
7年422.1299万5%20.10万122.12万
8年443.2363万5%21.10万143.23万
9年465.3981万5%22.16万165.39万
10年488.668万5%23.26万188.6万

ねっ?嘘ではないでしょ。

複利とリースの組み合わせって最強なんですよ。(小数点第三位以下は切り捨て)

それでは次、貧乏父さんの人生を覗いてみましょう。

従来通りの買い方をしている”貧乏父さん”の複利人生

貧乏父さんは300万円を使って車を購入してしまったので、貯金残高0円。お金がないから資産運用をしたくてもできません。

できることと言えば、自分の愛車でどこかへ遊びに行ったり、故障や税金の支払いに備えてせっせと貯金をすることぐらい。

もちろん自分の車を所有できたので”所有欲”というモノは満たされています。

貯金は毎月カーリースをしている状態を仮定して「2.5万円にしよう!」と心に誓いました。

~月日は流れ1年後~

貧乏父さんの1年目が終わりました。

ようやくの思いで30万円の貯金をすることに成功。

が、毎年恒例の各種税金2万円の支払い、メンテナンス代に2万円を使ってしまったので、口座は

残金 26万円

このお金を貧乏父さんは、”金持ち父さん”と同じように利率のよい海外ファンドへぶち込もうと思ったのですが、受付の人に「1口300万円だよ」と鼻で笑われた為、投資することができませんでした。

「代わりと言っては何だけど、1口100万円なら利回り2.5%(1~5%)の投資案件を紹介するよ」と言われたので、そこまでは歯を食いしばって頑張ろうと思いました。

頑張れ、貧乏父さん。

~月日は流れ1年後~

貧乏父さんの2年目が終わりました。

毎年恒例の、各種税金2万円の支払い、メンテナンス代に2万円を使ってしまったので、口座は

残金 52万円

1年目と何も変わらず、順調なペースで貯金できています。

いけるぞ、貧乏父さん。

~月日は流れ1年後~

貧乏父さんの3年目が終わりました。

今年は車検のイベントがありました。「何もしなくていいんで!」としつこく言ったのに6万円も取られてしまいました。

そして毎年恒例の、各種税金2万円の支払い、メンテナンス代に2万円を使ったので、口座は

残金 72万円

負けるな、貧乏父さん。

~月日は流れ1年後~

貧乏父さんの4年目が終わりました。

毎年恒例、各種税金2万円の支払い、メンテナンス代に2万円を使ったので、口座は

残金 98万円

順調なペースで貯金ができているようです。

もう少しだ、貧乏父さん。

~月日は流れ1年後~

貧乏父さんの5年目が終わりました。

2度目の車検です。今回も「何もしなくていいんで!」と言ったのですが5万円もとられました。

毎年恒例、各種税金2万円の支払い、メンテナンス代に2万円を使ったので、口座は

残金 116万円

「きた、ついに資産運用を開始できる」

と思ったのですが、貧乏父さん的にはぶっちゃけそろそろ新車が欲しいようです。金持ち父さんも新車に乗り換えたみたいだし、今の車を下取りに出して買い替えるのは十分にありだと考えています。

「車検を通したばかりだけど、タイヤもそろそろ限界で、手放すなら今が一番いい時かもしれない。」そう思いすぐに担当者へ電話。

下取りの確認をしたところ、「5年落ちで走行距離5万キロだと下取り価格は40万円になります。しかし、当店で新車に乗り換えていただけるなら、車検代分をキャッシュバックして50万円まで勉強させていただきます( ..)φメモメモ」

うむ、それなら新車に乗り換えるか、、、

116万円+50万円=166万円

カタログを見てみると金持ち父さんと同じ新型のハスラーが250万円で買える。仕方がない、100万円ぐらいはローンにしよう。

・・・

・・

なんかこれじゃジリ貧人生じゃん。オレはどこで道を間違えたんだろう、、、

ローン生活、開始っ。

〔完〕

補足情報

いやー、かなりのハードモード人生でしたね。貧乏父さんは一体どこで選択を間違えたのでしょうか?

答えは簡単で、資産運用に回すべき300万円を車に消費してしまったのが致命的なミスです。

金持ち父さんは300万円を複利の力で増やすことに使い、貧乏父さんは300万円を所有欲を満たすためだけに使いました。

未来のお金を取るか、目先の欲を取るか。

さて、長い眼で見たらどちらが幸せなんでしょうかね?

ーーー

ってな感じで伝わりますかね、カーリースの魅力。もちろんみんなみんながこんな旨いこと話が進むわけではありませんけど、大筋はこの通りだと思います。

※事故のこと、故障のことが出てくれば、この傾向はより顕著になります。

カーリースが”自由な時間”をあたなにもたらす。

  • 税金の支払いに行かなくても良い。
  • 面倒な手続きをしなくよい。
  • 整備やメンテナンスは言われた通りにしてればいい。

そんな物理的な時間のメリットだけでなく、たっくさんのお金があれば労働をする必要なんてないんです。(働くの大好き!!って人は別で)

例えば、先ほどの”金持ち父さん”のリース生活を30年継続すると、口座残高は1300万円まで膨れ上がります。(自分で計算してみてね)

25歳でリースと資産運用を開始すれば、55歳で1300万円の貯金が出来上がっています。
35歳でリースと資産運用を開始すれば、65歳で1300万円の貯金が出来上がっています。
45歳でリースと資産運用を開始すれば、75歳で1300万円の貯金が出来上がっています。

そこへ企業の退職金1000万円を足したら、老後に必要だと言われている2000万円以上の貯金があっという間に完成します。さらにそこへ年金を足したら超イージーな老後が待っています。

可愛い孫に好きなだけおもちゃ・お菓子を買ってあげることができ、

「じーじ、ばーば、ありがとう(*’ω’*)」

と笑顔で喜んでくれる姿を見れる未来って素敵じゃないですか?

「そんな美しい老後を迎えることは難しい、、、」と考えている人は今の日本にたくさんいます。しかし、金持ち父さんは何か特別なことをしたでしょうか?

いいえ、何もしてません。ただ車をリースしただけです。従来の”車を所有する”概念を捨て、未来的な”車を利用する”に変えただけです。

あなたはどちらの人生がいいですか?

次の記事は”【後編】リースのデメリットと疑問”についてまとめておいたので、興味のある人はぜひご一読してみてください。