いらっしゃいませっ!
栃木県宇都宮市にある、カスタムカーショップBRENDAのコボです。

車でサーキットを走る時、バイクを公道で乗る時、万が一の事故に備え、自分の頭部を守ってくれるものがヘルメットの役割です。

バイクに乗っている人なら分かると思いますが、バイク事故死の原因第1位は、頭部の損傷です。

なので、ヘルメットにだけは妥協できません。(ちなみに第2位は胸部の損傷)

バイクワールドの店員さんと2時間悩んだ結果、今回ぼくが選んだヘルメットは、”SHOEI X-14″というヘルメットです。

お値段なんと、6万円(; ・`д・´)

ヘルメット業界は他に、

  • Arai
  • OGK KABUTO
  • LEAD MOTORCYCLE GEAR
  • HJC
  • BELL
  • SIMPSON
  • AGV
  • SUOMY
  • SHARK
  • WINS

などなど、たくさんのヘルメットメーカーがあるのに、

「なぜSHOEIなのか?」
「なぜX-14にしたのか?」
「6万円の価値は本当にあるのか?」

そのあたりを今日は重点的に説明してきます。

SHOEIのヘルメットって何が凄いの?

SHOEIのヘルメットは、安全性・快適性・ファッション性を上手く融合させた、ヘルメット作りにこだわりを持っているメーカーです。

こんな浅い表現で伝えるよりも、4分間の動画を見た方が伝わるものは多いので、時間に余裕がある人はご覧ください。

で、動画を見た人なら分かると思いますが、

「この製造工程を経て完成するヘルメットが6万円で買える。」

なんか安く感じてきませんか?笑

SHOEIの安全性へのこだわり

安全性へのこだわりは、外部衝撃から頭を守るシェルの材質を見ればすぐに分かります。

SHOEIは、全てのヘルメットにガラス繊維強化プラスチック、通称:FRPを使用しています。

FRPは、軽量で弾性率が低いという特徴を持っています。

その上、鉄鋼やチタンよりも比強度が高く、アルミよりも軽く、腐食にも強い、おまけに難燃性も高いんです。

ヘルメットにぴったりとも言える材質がFRPなのです。

しかし、強化繊維と液状の樹脂の混合材料なので、製造過程での取り扱いが難しく、作業能率が悪くなってしまうという欠点があります。

その為、他社の安価なヘルメットは、大量生産に向いた普通のプラスチックが使われています。

作業効率ではなく、安全を優先しているあたりがSHOEIの魅力です。

だから6万円もするんでしょうけどね(笑)

SHOEIの快適性へのこだわり

SHOEIのヘルメットは、世界グランプリなどのバイクレースで多くのトップレーサーに使われています。

300km/hを超える速度を8時間近く連続使用する、そんな過酷な条件で使用され続け、その結果が製品へ常にフィードバックされています。

バイク走行時の空力などの快適性については、非の打ち所がないと言えるでしょう。

長年バイクに乗っている人ならその違いが分かるのかもしれませんが、ヘルメット素人の僕にはぶっちゃく分かりません。

素人の僕が感じた快適性は、セッティングです。

SHOEIのヘルメットを買うと、内装のパッドを個人個人にジャストフィットさせるPFS(パーソナル・フィッティング・システム)のサービスを無料で展開しています。

これが本当に凄いです。

頭のサイズを測定して、パソコンに数値を入力すると、前後左右にあるパットの最適な配置が出てきます。

「左右に薄いパット2、前に厚いパット1」

みたいな感じです。

他にも、頬にもあるチークパッドの厚みなども任意で変更することができます。

そしてその場でスタッフがパッドを調整してくれて、自分好みのヘルメットへカスタムしてくれます。

ジャストフィットにすることもできますし、少し余裕を持たせてゆったりセッティングすることも可能です。

オンラインで買ってしまうとセッティングは有料になってしまうので、SHOEIのヘルメットは店舗で買いましょう。

SHOEIのデザインへのこだわり

「安全性が高く、快適である。」

これだけで十分魅力的なヘルメットに感じがしますが、SHOEIはヘルメットのデザイン性もかなり高いのが購入の決め手になりました。

いくら中身が良くても、外見がカッコよくないと買う気が失せてしまいますからね。

SHOEIのヘルメットのデザインには、機能美を感じます。

例えるなら、関の刀匠が打ったナイフのようです。

また、カラーリングに関しても、各工程の肝となる部分では必ず熟練工の手作業による細かい研磨や仕上げ塗装が行われています。

ココまでくると、企業のもつ伝統工芸品レベルの完成度を感じさせます。

なんでAraiのヘルメットを買わなかったの?

最後にヘルメット界でSHOEIと2大巨頭をなす、Araiのヘルメットについても少し触れておきます。

この記事ではSHOEIのヘルメットをべたべたに誉めてみましたが、特にAraiが嫌いというワケではありません。

実際に僕がヘルメットを購入しにバイクワールドへ来店したとき、Araiのヘルメットも被らせてもらいましたけど、かぶったときのフィーリングはほとんど同じでした。

店員さんの話によると、AraiはSHOEI以上に安全性を売りにしているヘルメットのようです。

これは企業の考えた方の違いで、

  • 事故が起きたときのことを考えるのが、Arai
  • 事故を起こさないことを考えるのが、SHOEI

らしいです。

その考え方の違いはヘルメットのデザインに現れています。

Araiのヘルメットは、突起物のない球体です。

事故が起きたときにヘルメットが凹凸していると、そこが何かに引っかかり、ライダーのダメージを増やす可能性を危惧したがゆえのデザインになっています。

さらに、日本の国家規格「JIS(日本産業規格)」よりも厳しい、アメリカの非営利的機関が立ち上げた「SNELL(スネル)」という規格を使っている点でも、安全性への意識の高さは伺えます。

ここまでくれば僕がなぜSHOEIのヘルメットを買った理由が分かるハズです。

結局は”デザイン”(*’ω’*)

まとめ

SHOEIとArai、どっちのヘルメットを選べばよいのか?

その問いに関する答えは、デザインです。

安全性、快適性、どちらも世界最高峰の基準は満たしています。

最終的な判断基準は「自分の好き嫌い」ってことで良いのではないでしょうか?

でわまたっ。

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