いらっしゃいませ!
こんにちは、カスタムカーショップBRENDAのコボです。

「いいねっ!Gクラスッ!!」

日本人が大好きな輸入車メーカーの1つ、メルセデスベンツ。その中の代名詞である”Gクラス”ことゲレンデヴァ―ゲン

最近のトレンドである流線美が強調されたSUVデザインとは対極的な”角ばったデザイン”が売りのGクラス。

中古車市場でも最安値300万円~購入可能なので、多くの人が購入を検討できる価格帯まで落ちてきました。

購入の射程圏内に入る方も多くなってきたので、今一度Gクラスの構造、実際の維持費や乗り心地などをまとめてみました。

購入の参考になれば幸いです。

Gクラス、ゲレンデとは?

この記事を読んでる人で「Gクラスって何?」「ゲレンデヴァ―ゲンって何?」という人はいないと思いますが、念の為に少しだけ説明しておきます。

「地球上にある車で最も女子ウケする車」

イメージは人それぞれあると思いますけど、メルセデス・ベンツの中で、オフロード車の中で、SUVの中で、

最も人気のある車がGクラスこと、ゲレンデヴァーゲンであることは厳然たる事実です。

理由は、全てが”特異”で成り立っているからです。

Gクラスに関しては中古車と言えど格安になることは絶対にあり得ません。

BRENDAでも14年落ち18万キロ「AMG G 55」を仕入れましたが、おそらく売りに出す時の価格は300万円越えになるでしょう。

普通の車で14年前なんて言ったら鉄くず同然の扱いを受けますが、14年後でも十分すぎるぐらいの価値がつく理由はGクラスの生い立ちにあります。

軍用車を民用化した車がGクラス

Gクラスはもともと1979年に誕生した軍事用車両で、NATO軍に正式採用された車両の名前がドイツ語でオフローダーを意味する「ゲレンデヴァーゲン(Geländewagen)」と名付けられたことが由来しています。

「これを民政用にカスタムしたら売れんじゃね?w」

とメルセデスの経営陣は予測を立て、軍事用のゲレンデヴァーゲンを民生用に改造し、販売を開始しました。

それが初代Gクラス(W460型)の誕生秘話です。

その後、Gクラスは多少なりともマイナーチェンジを施してはいますが、内装とエンジン以外のデザインやエクステリアと言った部分にはそこまで手をつけてないようにし、90%以上が初代モデルのままというぐらいに初代から既に完成された車を維持し続けてきました。

車輪は発明された瞬間から「車輪」として完成しているように、Gクラスも初代からすでに「Gクラス」として完成していたのです。

「軍事的に使われていた歴史」
「完成された普遍的なデザイン」

この2つの香りに惹かれた人間は数知れず。著名な芸能人だけとってみても

  • 木村拓哉
  • 滝沢秀明
  • 二宮和也
  • 赤西仁
  • 明石家さんま
  • タモリ
  • 浜田雅功
  • 木梨憲武
  • 市川海老蔵
  • 有吉弘行
  • 田中将大
  • 阿部慎之助
  • 遠藤保仁
  • アーノルドシュワルツェネッガー
  • ブラットピット
  • パリスヒルトン
  • マライアキャリー

思わず「すごっ!」と言いたくなりようなオーナーがズラリです。

このように国内外問わずにGクラスのファンは大勢います。

Gクラスは長く乗っても価格が落ちにくい「リセールバリューのある車」なので、芸能人もある程度の資産価値を見込んで購入しているのも人気の秘密でしょう。

さて、そんなGクラスのデザインについては一目見ればすぐに分かる素晴らしさなので解説は省き、一番気になる乗り心地についてレビューしていきます。

Gクラスの乗り心地は、とーっても微妙(笑)

乗り心地は微妙っす。

ぶっちゃけて言いますけど、乗り心地に関しては軽トラックと同レベル。

ほんとすいません、ほんとすいません。

でもこれマジなんです。本当に微妙なんです。

ほんとすいません、ほんとすいません。

実際に運転してみる前までは、「こんだけカッコいいデザインなんだから、さぞ乗り心地も最高なんだろう」と勝手な妄想をしていましたが、見事にその期待を裏切られた結果になりました。

なんて表現して良いのか分かりませんが、ボディビルダーに肩車してもらってるような錯覚を覚えました。

もちろん20年以上前の車かつ、軍事用の車として極限の悪路走破を想定して作られているので致し方ないことなのですが、頑丈なラダーフレーム構造は想像以上の破壊力がありました。(ラダーフレームについては後述します)

ステアリングがビッックリするぐらい重い

一度でもスポーツカーに乗ったことのある人なら、そこそこのハンドルの重さを許容することは出来ると思いますが、コレは想像以上に重すぎです。

ミニバンや普通のSUVからGクラスへ乗り換えを考えている人は、このハンドルの重さにビックリすることになるでしょう。

さらに、普通の車よりステアリングの反応が遅い、と言うよりも遊びが多く、いつもより多めにステアリングを回さないと曲がってくれません。

また、ステアリングが普通の車のように自然に戻ろうとはしません。

切ったら切ったままの方向に車が進んでしまうので、Gクラスを運転するときは自分でステアリングを戻すことを意識してください。

油断してると右折や左折で死にかけます。

もともと軍事用だからこのくらい尖がった世界観があった方が個人的には好きですけどね(‘ω’)

取り回しは思ったより普通。

Gクラスのサイズ感は「長さ4505mm,横幅1840mm,高さ1970mm」で、最小回転半径は「6.3m」です。

トヨタのランドクルーザーは「長さ4950mm,横幅1980mm,高さ1880mm」で、最小回転半径は「5.9m」です。

トヨタのアルファードは「長さ4950mm×横幅1850mm×高さ1950mm」で、最小回転半径は「5.8m」です。

なので、ぱっと見は取り回しがめんどくさいように感じてしまいますが、実際に操作してみると特段取り回しが難しいというワケではありません。

もともと大きい車に乗っている人がGクラスに乗ると、「はいはい、こんな感じね(‘◇’)ゞ」と言った具合ですぐに取り回しには慣れるでしょう。

が、軽自動車や2シーターのクーペからGクラスへ乗り換えると、

「こんな車、2度と乗りたく無い」

そう思えるだけの恐怖感を植え付けてくれるので、もし本気で買い替えを考えているのなら少し検討した方が良きです。

Gクラスは、ドンッと張り出したフェンダー、ボンッと張り出したエンジンフードが特徴的なデザインなので、駐車する時は少し慣れが必要ですかね。

デカさに反してトルクが弱い

断っておきますが、普通に運転する分のトルクは十分にあります。

僕が言ってるトルクの弱さは、パッと見はガチムチのゴリマッチョでパワフルな走りを期待してしまっているのに、意外とトルク不足を感じる程度の話です。

全力で踏み込めばそこそこのスピードは出ます。でもかなり加速感は弱いです。

そもそもかっ飛ばす車ではないので問題は無いんですけどね。

レスポンスは全体的に悪いイメージです。

本領発揮は荒れ狂った路面のみ。

「それじゃ、Gクラスって使えないゴミ同然じゃんw」

と思うのは待っていただきたい。

Gクラスが本領発揮するのは悪路走行です。

さまざまな荒れ狂った路面を走行してきましたが、「あれ?ここってコンクリート舗装してた?」と錯覚してしまうぐらいに滑らかな走行力を見せつけてきました。

数百万するクルマを悪路走行でガシガシ乗り回す勇気があるなら、その恩恵は最大限に還元されることは間違いないでしょう。

Gクラスの燃費や維持費は?

「燃費を気にするなんて無粋な奴め」

と強気に言いたいところですが、僕も気になったので記録を取っておきました。

皆さまのご期待通り、最高に悪いです。

低燃費を意識を走っても5km/ℓ、なーんも考えないで爆走すると3~4km/ℓぐらいです。(維持費はご自身の用途に応じて計算してください)

ちなみに、マジで何も考えないで思いっきり踏みまくると、肉眼でも分かるぐらいの速度で燃料の針が落ちていきます。

それもそのハズ、燃費の悪さは車のデザインや構造を見れば一目瞭然です。

車重2380kgのヘビーな体つき。
空力効率を無視した垂直に近いフロントウィンドウ。
流線美へのアンチテーゼがもたらしたカクカクの顔面。

何より最も燃費を悪化させているのは”ラダーフレームボディ”(ラダー構造)です。

※そもそも論として、こういう車に「燃費や維持費」についてガタガタ抜かすのはちょっとズレた論点です。燃費や維持費を気にするなら他の車に乗りましょう。

ラダーフレームボディ(ラダー構造)とはなんぞや?

まずはメルセデス・ベンツが出している「ラダーフレームに関する動画」をご覧ください。

動画を見ただけだと少し難しく感じる人もいると思うので、少し噛み砕いて説明していきます。

前提知識として、車の構造は大きく分けると3つに大別することができます。

  • モノコックボディ
  • ラダーフレームボディ
  • ビルトインラダーフレームモノコック

ざっくりとしたイメージは、

モノコックボディ………市販車の8割はこれ。
ラダーフレームボディ…ゴリゴリのSUV仕様
ビルトインラダーフレームモノコック…一部の変態向け

こんなニュアンスで覚えておけば間違いはありません。

なぜGクラスがラダーフレーム構造を採用したのか、その理由を解明するためにはラダーフレームを使ったクルマの作り方を見ればすぐに分かります。

ラダーフレームの仕組み

まずは”ラダー”と”フレーム”の単語に分けて話を進めていきましょう。

フレームとは、人間でいう骨格のようなモノです。

臓器を支え、守る役目を骨格がしているのと同じで、自動車を機能させるための重要なパーツであるエンジン、トランスミッション、車軸などを支え、守るのがフレームの役割になります。

次にラダーについて解説していくのですが、スポーツをそこそこガチでやったことのある人なら”ラダートレーニング”なんて言葉を使ったことはありませんか?

もしくはバイクを軽トラに積む時の必要なものを”ラダー”と呼んだり、屋根に登るための脚立を”ラダー”と呼んだりしたことはありませんか?

察しの良い人はお気づきかもしれませんが、”ラダーフレーム”とは、はしご状に組まれた骨格を意味しています。

2本のメインフレームを縦に起き、必要な部分へ横のフレームを溶接してくっつけて車を組み立てていくので、

「見た目がラダー(はしご)のようだ。ヨシっ、これをラダーフレームと名付けよう!」

ぐらいのノリで19世紀の最後に発見されました。

ラダーフレームのメリット

んで、ラダーフレーム最大のメリットは、タフさにあります。

「フレームを2本並べて、エンジンの場所を決めて、そこへ横のフレームをつける」

構造はとてもシンプルで、フレームとボディはそれぞれ独立した存在になります。

と言うことは、激しめの事故や強い衝撃でボディがグシャグシャに潰れても、フレームとエンジンと足回りが歪まなければ、通常の走行を続けることが可能な作りになっているのです。

つまり、戦争で砲撃を受けてボディが潰れても、走行ができる可能性が高い構造になっているのです。

さらに構造がシンプルゆえにメンテナンスもしやすく、汎用性が高いというメリットもありますが、このシンプルさは諸刃の剣で、ラダーフレーム構造の弱点でもあります。

まとめると、「ラダーフレーム構造は大人たちのレゴブロック」みたいなイメージを持ってください。

ラダーフレームのデメリット

ごっつくタフな車を突き詰めると、

「車体の強度をさらに上げて、より強く頑丈にしたい!」

という欲求に刈られるのは必然でしょう。ボディビルダーみたいにね。

そんな時にラダーフレーム構造でできることはただの1つだけです。

「ラダーフレームを太く、より厚くする」

だけです。これこそがラダーフレームの弱点です。フレームへの依存が極端に高いんです。

強度を上げる為にフレームを太くするしかないのなら、それは車体重量の増加を意味します。

車重が増加してエンジンの出力が同じままだと、言わずもがな燃費の悪化や機動力・動力性能の低下につながります。

もし、車重の増加に伴いエンジンの出力も上げるとなると、今度は燃費が悪化し、総走行距離が短くなりすぎます。

もともとGクラスは軍事用として作られていたので、第一目的は”どんな状況下でも動くことのできるタフさ””にあり、燃費ではありません。

これがGクラスの燃費の悪さの原因であり、僕が「燃費なんて気にするな」と言っている理由です。

また、フレームの強化に伴うパワーアップをすると、製造工程や材料費がかさみます。

その分、モノコックフレームに比べてお値段が高いのもデメリットだと言えるでしょう。

とはいえ、高いお金と引き換えに、荒れた路面を走行する際に受ける衝撃でも歪まない「超本格的なオフロード車」が誕生しているから別に文句は無いんですけどね(‘Д’)

豆知識:モノコックフレームとは?

モノコックフレームとは、20世紀に入ってから登場した比較的新しい技術で、フレームとボディが一体型になっている点が特徴的です。

なので、ラダーフレームのように強度がフレームに依存していません。

すなわち、ボディとフレームの両方を上手く使い強度を保証できるので、鉄の使用量が少なく済み、ラダーフレームよりもコスト(車体価格)を抑えることができるというメリットがあります。

一方で、小さな事故でも衝撃を吸収しやすいような仕組みづくりがされているので、ちょっとした事故でも簡単にフレームが歪み、廃車になりやすいと言うデメリットも抱えています。

このへんの構造は一長一短ですが、時代は低燃費を求めていますから、市場的にはコスパの良いモノコックフレームが主流になり、ラダーフレームは廃れてしまいました。

そして、新たに誕生したのが、モノコックフレームとラダーフレームの良いところを混ざ合わせた”ビルトインラダーフレームモノコック”なのです。

Gクラスには関係ないので説明は割愛しますが、読んで字の如くって感じですね(笑)

Gクラスは新型と旧型のどっちがオススメなの?

さて、ここまで読み進めたあなたはひょっとしたら、「Gクラスが欲しい!!!」と心の底から思っているかもしれません。

そこでGクラスに存在する2大モデルについてご紹介しておきます。

大きく分けると「旧型Gクラス」と「新型Gクラス」に分類することができます。

旧型のGクラスは1979~2017年、新型のGクラスは2018~というのが世間一般の認識です。

しかし、メルセデス・ベンツの親会社「ダイムラー社」の広告宣伝では、

「これは新モデルではなく、改良モデルである」

と強く主張されています。

強靱なラダーフレームが引き続き採用され、ボディー骨格は新旧見分けのつかないフィール、そして“W463”という型式を採用していることから、その主張を通したい気持ちも分かるのですが、

これは完全に新モデルです。断言します。

全くの別物です。

旧型から新型へ引き継がれているパーツは実質3つしかありません。

  • ドアのアウターハンドル
  • ウォッシャーノズル
  • リアのタイヤカバー

・・・

・・

いいよね、別モデルで?笑

確かにデザインは似ているし、ゴシャっと閉まるドアの音もよく似ているし、どことなく全体が似ているんですけど、完全に別物です。

モノマネ大会でどれだけ本人に似せていても、本人が登場してきたら「あー、本物だー。」ってなるあの感じに似ています。

その明確な違いを感じるのが”顔”です。

旧型はカクカクしていますが、新型はマルマルしています。

この部分が新旧どちらを選ぶか1つの大きな分水嶺になるでしょう。

個人的にはカクカクした軍事的な旧型が好きです。

新型はどうしても「整形に失敗したGクラス」に見えてしまい、残念な雰囲気がどうしても好きになれません。

絶妙なバランスが保たれていた旧型のGクラスのデザインが好きだったのになー、、、

みたいな話をせずとも、僕を含めこの記事を読んでいる99,9%の人たちは、旧型のGクラスを買うことになるでしょう。

だって、新型は中古でも1500万円するんだもん(笑)

新型の顔を散々否定してみましたけど、裏にあるのはきっと新型を買える人への妬み、嫉み、僻みですね(/_;)

腐る程のお金があるのなら、新型Gクラスの方をオススメします。

足回りは乗りやすくなってるし、燃費も向上しているし、内装もカッコいいので。

でも、嫉妬抜きで顔はそこまで好きじゃないので、あくまで顔が受け付けられたらの話ってことで。

まとめ

Gクラスのまとめ

・普遍のデザイン
・軽トラレベルの乗り心地
・燃費は3〜5km/ℓ
・ラダーフレームを活かしたタフさ
・軍事的な世界観

こうまとめ直してみると、ゲレンデヴァーゲンことGクラスってデメリットが多く目立ちます。

しかーしっ、そんなデメリットを帳消しにする程のデザインの高さと世界観が魅力な1台です。

なんやかんやお喋りしちゃいましたが、総括としては

「ゲレンデ最高!」

ってことで良いですかね?(‘ω’)ノ

でわまたっ。

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