いらっしゃいませっ!
栃木県宇都宮市にある、カスタムカーショップBRENDAのコボです(°▽°)

皆さんはマフラーから出た炎をなんて呼びますか?

  • アフターファイヤー
  • バックファイヤ―
  • ポッピング
  • アフターバーン
  • ミスファイヤー
  • アンチラグ

なんか多くないですか?分かりづらくないですか?

この炎はアフターファイヤーなのでしょうか?
それともバックファイヤ―なのでしょうか?
もしかしてアフターバーンなのでしょうか?

そこで今日はそれぞれの違いをまとめておきます。

火がつく原理を知ってるとマフラーで炎が発生する理由がよく分かる。

まず「火」と「炎」の違いを確認していきます。

火…熱と光を出す現象
炎…気体の燃焼による激しい火

簡単に言うと「火の上位互換が炎」になります。

と言うことは、火が発生するロジックさえ分かれば、炎の説明はできるということです。

もし「もう知っているよ!」と思っ危険物乙4の資格を持っている人たちは、既に動画の中で僕の眉毛が燃えた理由が分かってるはずなのでどうぞ先へお進みください。

さて、話を戻しましょう。

火がつくためには3つのモノ+αが必要。

1つ目は「可燃物」です。

俗にいう燃えるモノです。

例えば、紙、木、石炭。ガソリンスタンドでいれる「ガソリン」も可燃物です。

ココで誤解する人がよくいるのですが、ガソリンは「液体」のままでは基本的に燃えません。

ガソリンが気化し始める、もしくは蒸気になっている状態、「可燃性蒸気」にならないと燃焼はしません。

「それじゃガソリンって意外と安全じゃん!」

と、安直な考えになる人って結構多いのですが、問題はガソリンが可燃性蒸気になる液温の低さにあります。

専門用語で「引火点」と言いますが、その液温はなんと

「-40℃」

なので、-40℃以上の地域の屋外でガソリンのそばに火を近づけると基本的には燃えます。

2つ目は「酸素供給源」です。

難しい言葉で「支燃物」なんて呼ばれたりします。

ガソリンの燃焼濃度は「1~7」なので、とても少ない酸素で燃焼することが可能です。

この記事では酸素のみに限定した上で、空気があるところでは酸素供給源が満たされていることを仮定します。

1冊の本が書けるぐらいめんどくさい話が混ざってくるので。

3つ目「点火源」です。

カッコいい言葉で「熱源」「点火エネルギー」「熱エネルギー」と言います。

火気、火花、静電気、摩擦熱が該当します。

車の整備が好きな人ならお馴染みの「スパークプラグ」がイメージしやすいのではないでしょうか。

おまけの要素として「燃焼の継続」と呼ばれる概念も覚えておきましょう。

燃焼が継続していくためには連続した酸化反応、すなわち、「酸素供給源」と「可燃物」が継続的にないと燃焼は止まります。

これだけ知れば、専門用語を知らない人でも車のキーを回すとエンジンがかかる理屈が少し分かってきたのではないでしょうか。

エンジンがつく原理

①シリンダーという筒状の入れ物には「空気(酸素供給源)」が入っています。

②そこにインジェクターと呼ばれる「ガソリン(可燃物)」を霧状にする装置で、シリンダー内をガソリンの燃焼濃度である「1.0~7」の範囲内にします。

③ガソリンと空気が混ざった「混合気」が満たされた状態でカギを回すと、スパークプラグと呼ばれる2〜3万ボルトの電気が流れ強烈な「火花(点火源)」が散ります。

④条件が揃ったのでシリンダー内が燃焼を起こし、エンジンは動き出します。

⑤燃焼を継続させるため、定期的に吸気バルブから「外気にある綺麗な空気(酸素供給源)」と、インジェクターから霧状の「ガソリン(可燃物)」が混ざり続けます。

⑥シリンダー内は既に燃焼しており、点火源である「火」は確保された状態なので、燃焼は継続します。

さて、話が大きく脱線してしまったのでそろそろ本題に入りたいのですが、エンジンが動くロジックを学んだ皆さんならメチャクチャ簡単な仕組みなんで拍子抜けしちゃうかもです(笑)

アフターファイヤーとはなんぞや?

念の為におさらいをしておくと、エンジンは「霧状に噴出したガソリン」と「酸素などの空気」が混ぜった「混合気」に、火花を使って引火・爆発・継続させることで、回転動力を獲得する仕組みでしたね。

ここで少しひっかる部分を感じませんか?

もしも混合気が燃焼範囲の下限値、もしくは上限値だった場合どうなってしまうのか?

ということです。

ガソリンの燃焼濃度は「1.0~7」でしたよね?

言い換えれば、下限値である1である上限値の7でも燃焼はしてくれるんです。

でもそれが必ずしも「ガソリンの完全燃焼なのか?」と言われればそれは違います。

例えば、レースなど使用する車は濃いガソリンと酸素を用いてゴリゴリの馬力を生み出そうします。

その結果、燃焼サイクルの過程で燃え切らなかった混合気が大量にマフラーから噴出します。

そうすると何が起こるでしょうか?

燃焼しきれなかった濃度の高い混合気がマフラーから外に出てきます。

その際にマフラー内、もしくはマフラー近辺の外気により、混合気の濃度が燃焼範囲まで瞬間的に下がります。

そうなると燃焼に必要な「酸素供給源」と「可燃物」2つが揃うことになり、あとは「点火源」されあれば火がつく状態です。

ここからのお話は個人的な見解のもとに2つの仮説を立ててみました。

①「点火源は静電気」説

高温の可燃性ガス(生ガス)が高速で移動するときの流動・噴出による摩擦が原因で、大規模な空間電荷雲が完成。

その後、雷のような瞬間的な放電により「パチっ」と静電気(点火源)が発生。

マフラー内部、もしくは出口付近で着火・燃焼するが、燃焼の継続が満たされているわけではないので一瞬だけの燃焼で終わる。

と言う説。

なかなかに学術的な視点のアプローチなので、我ながらドヤ顔です。

もしくは「マフラーに静電気が帯電し、放電」という可能性も疑ったのですが、チタンは電気や熱を通しにくい素材なので、若干説得力に欠けてしまうのお話しなので、頭の片隅にでも置いておいてください。

②「点火源がない、自然発火」説

「チタンは電気を通しにくい」

という論理の穴を突いたような仮説が自然発火説です。

話は少し変わりますが、「自宅で揚げ物をしていて、目を離したら鍋から火が上がっていた」なんて話を一度は聞いたことあるのではないでしょうか?

一番最初に説明した火がつく原理に基づくと「食用油から勝手に火が上がる」なんておかしな話に聞こえてきませんか?

そうですよね、「点火源がない」からおかしな話に感じるんですよね。

ではなぜ、鍋に入っている食用油は点火源がなくても火の手が上がってしまったのでしょうか?

その原因は「発火点」にあります。

発火点とは、点火源がなくても発火する最低温度のことを言います。

食用油の場合は340度~360度が発火点です。

つまり、この温度まで時間をかけて熱してしまうと、たとえ点火源である火気を近づけなくても自然に発火してしまうのです。

そして発火点の面白い特徴は、そのモノの形状によって値が大きく異なる点にあります。

ガソリンの場合、液体のときの発火点は「300度」と明記されているのですが、気化していたり、ガス化していたりすると

「もっと低いから気をつけてね」

としか表現されていないのが発火点の怖いところです。

つまり、ガス化したガソリンは200度で発火する可能性があるのです。

ここまでをまとめると、

「発火点に達した可燃性ガス(生ガス)がマフラー付近で燃焼範囲内に入り、発火した」

と言った論調になります。

こっちもかなり説得力のある話なので、どっちを信じるかは個々人に任せるとします。

アフターファイヤーを起こす方法

ここまでを読めばアフターファイヤーの大筋は理解できたのかな、と思います。

そして皆さんは今こう思っているハズです。

「私もアフターファイヤーを出してみたい、、、」と。

法人化している車屋さんの情報媒体でこんなことを言って良いのか分かりませんが、アフターファイヤーの効率的な出し方を3つだけ教えておきます。

共通した最終目的はただ1つです。

「ガソリンを不完全燃焼させ、生ガスをマフラーから出す」

※一応忠告しておきますが、マフラー付近で発火することは少なからず車両にダメージを与える結果になります。

レース車両ならともかく一般車両には基本的に良くない現象です。

それに万が一警察に止められたら「これっ、整備不良」と言われる可能性があることは頭の片隅においておきましょう。

もちろん車検にも通らない車になりますしね。

1.マフラーを社外品に変える。

マフラーを社外品に変えると、マフラー内の空気の流れがエンジンの想定している速度より速くなるため、燃焼室から早く排気されてしまいます。

そうすると混合気は、

「ちょっ、俺まだ燃えてないよー!!」

と言いながらマフラーまで到達してくれます。 

2.触媒を抜く

触媒を抜くと、排気の抜けが良くなります。

と言うことは、、、もう分かりますよね?

排気の抜けが良くなりすぎて、混合気が不完全燃焼のままマフラーに到達してくれるのです。

ただし、環境汚染、騒音問題、整備不良などのリスクがあるので、くれぐれも節度を持った触媒の管理をお願いします。

3.混合気の比率を変える。

ガソリンの比率をインジェクターをいじって上げたり、吸気バルブをいじって空気の流入量を減らすと、混合気が濃くなります。

いもう説明はいりませんよね?

この3つのカスタムを施せばほとんどの車でアフターファイヤーを出すことは可能です。

が、めちゃくちゃコストは高いです。

そこで、「コストは抑えたい。けどアフターファイヤーを出したい!」っていうワガママな人向けのアフターファイヤーキットをご紹介しておきます。

アフターファイヤーキット(発生装置)とはなんぞや?

「hot licks exhaust」という商品名で、価格は185ドル(約2万円)

こちらの商品は、付属のスイッチを押すことでエンジン内の点火を強制的に瞬間停止させ、不完全燃焼の混合気(生ガス)を蓄積させることができ、生ガスがマフラー付近へ出た頃合いを見てマフラーに取り付けたスパークプラグで引火させるというなんともロジカルな商品です。

この商品の問題点は「取付が難しい」ぐらいです。

スイッチと配線、マフラーの穴あけ、スパークプラグの取付。

おまけに説明書は全て英語なので、ある程度の知識や技術がある人なら自分でやってみても面白いかもしれませんが、1万円の工賃を払ってプロに任せるのが賢明だと思います。

これは豆知識ですけど、「 アフターファイヤーキット」と呼ばれるモノは日本では販売されていません。

理由は簡単です。

絶対に儲からないから(笑)

アフターバーンとはなんぞや?

アフターバーンとは、、、

アフターファイヤーの別名である。

バックファイヤーとはなんぞや?

頭がパンクしたので近日公開します。

ポッピングとはなんぞや?

頭がパンクしたので近日公開します。

アンチラグ(ミスファイヤー)

頭がパンクしたので近日公開します。

まとめ

アフターファイヤ―とバックファイヤ―の明確な違いは、ズバリ

知らん。

と言いたいのですが、意図的にアフターファイヤーを演出している認識が無いものについては基本的に「バックファイヤー」だと考えてください。

なので、大至急で最寄りの修理屋さんに足を運ぶことをオススメします。

他にも、

マフラーから炎が出て笑顔全開になる人が見る炎は「アフターファイヤ―」
マフラーから炎が出て不安感が押し寄せる人が見る炎は「バックファイヤ―」

自分が意図して炎を出してるなら「アフターファイヤー」
それ以外は「バックファイヤ―」

この区切りで良いのではないのでしょうか?

もちろん当店に修理依頼がきた場合は原因を徹底的に追究するので、炎の名称が「アフターファイヤー」なのか「バックファイヤ―」なのかは絶対に分かります。

けど、一般的に乗ってる人がその明確な線引きをすることはかなり難易度が高いです。

というわけで、もし不安な人はBRENDA公式LINEからサクッと連絡を入れちゃってください。。

原因追究なら無料でやりますよ、私たちは炎が大好きだから。

でわまたっ、良きアフターファイヤーを。

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