いらっしゃいませ!
栃木県宇都宮市にある、カスタムカーショップBRENDAのコボです(゚Д゚)ノ
R34、上昇相場突入っ!
2020年10月、底値は800万円でした。
2020年11月、底値は1000万円になりました。
2020年12月、底値は1100万円になりました。
2021年1月、底値は1200万円になりました。
2021年2月、底値は1300万円になりました。
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R34、ヤバくねッ?w
R34の市場価格が毎月100万円近いペースで高騰し続けています。
“ケンメリ”と”ハコスカ”の第1世代、”R32″と”R33″と”R34″の第2世代、そして”R35″の第3世代があります。
今回高騰したのは、GT-R第2世代の中の“R34”です。
高騰したR34とはどんな車なのか?なぜ高騰したのか?
解説と考察を交えてお話をしていきます(*´ω`)
※ちなみに僕はR34を1500万円で買いました(狂)
もちろんフルローンだけどね、、、
R34のモデルと価格まとめ
【R34 主要スペック】
ボディサイズ:全長4600×全幅1785×全高1360mm
エンジン形式(型式):直6DOHCツインターボ(RB26DETT)
総排気量:2568cc
最高出力/280ps/6800rpm
最大トルク:40.0kgm/4400rpm
車両重量:1560kg
R34は「最後のスカイラインGT-R」となった伝説のクルマです。
言わずもがな、ちょっとしたチューニングで最強のパフォーマンスを発揮してくれます。
先代のR33で不評だったボディサイズを小型化し、コーナリング性能の向上が図られました。さらに空力性能の向上で、車体下面を流れる空気も上手く活用していく工夫が見られます。
次に年代別のモデルと新車価格をまとめておきます。(すべて車体価格になります)
※事前の用語解説※
スタンダード⇒ノーマル車
Vスペック⇒アクティブLSD、アテーサE-TS PROを搭載。アドバンズドエアロシステムなども装備。
ミッドナイトパープル⇒ボディが特殊な色
N1⇒エンジンやタービンがレース用に快適装備が簡略化されたもの。
VスペックⅡ⇒R34後期のVスペックの名
Mスペック⇒鋭い走りより上質感を追求したモデル。ヒーターつき本革シートなど、豪華内装の高級GT仕様。
Nur⇒BNR34生産終了記念特別仕様車。ドイツのニュルブルクリンクサーキットで鍛え、300km/hフルスケールメーターを装備し、金色のコーションプレートが装着される。
1999年1月~(H11.前期モデル)
スタンダード 499万8,000円
ミッドナイトパープルⅡ 514万7,000円
Vスペック 559万8,000円
Vスペック ミッドナイトパープルⅡ 574万8,000円
Vスペック N1 599万8,000円
2000年1月~(H12.前期モデル)
ミッドナイトパープルⅢ 514万8,000円
Vスペック ミッドナイトパープルⅢ 574万8,000円
2000年10月~(H12.後期モデル)
スタンダード 504万8,000円
VスペックⅡ 574万8,000円
VスペックⅡ N1 609万8,000円
2001年5月~(H13.後期モデル)
スカイラインGT-R Mスペック 595万円
2002年2月~(H14.後期モデル)
VスペックⅡ Nur(限定500台)610万円
Mスペック Nur(限定500台)630万円
一般人が買えるレベルのR34は、2002年8月をもって生産終了となっています。
総生産台数 12,175台
第2世代GT-Rの中で最も販売台数が少ないのも、R34の特徴の1つです。
2004年~(神モデル)
NISMO Z-tune 1,774万5,000円
(限定20台。内2台はNISMO所有)
中古のVスペックや新品のR34をベースに、500馬力までパワーアップしたRB26DETT改 Z2エンジンを搭載し、NISMOパーツをふんだんに組み込んだスーパーGT-R。
Z-tuneは、選ばれし者のみが所有することを許されています。
さて、そんなR34の高騰相場にはある特徴があります。
高騰しているのは、最安値の価格帯。
現在高騰しているR34の相場の特徴はたった1つだけです。
最安値がキリ上がっている
この傾向が本当に強いです。
現在の相場は底値がキリ上がっているから高値が押し上げられている状態です。
間違っても、最高値が上昇しているから底値が上がっているわけではないことは覚えておいてください。
もともとスカイラインGT-R R34の中古車には一定の需要がありました。
僕が免許をとった2012年時点で、VスペックⅡ Nur、Mスペック Nurなどのレアモデルや低走行車はすでに1000~1500万円の超プレミア価格がついていました。
逆に程度の悪い過走行車の底値は、200~300万円と今に比べると超格安でした。
2016年になると、VスペックⅡ Nur、Mスペック Nurなどのレアモデルや低走行車は変わらず、1000~1500万円のプレミア価格のままで、程度の悪い過走行車の底値は450万円にキリ上がっていました。
そして2021年の現在、程度の悪い過走行車の底値は市場価格で1300~1500万円を超え、約3~4倍まで跳ね上がっております。
逆に、程度の良い最高値はあまり大きく変動していません。(※程度の良い車は2000万円前後で約2倍に上昇)
ので、最安値は投機目的のバブル感が強く、高値圏はそこまで大きく変動していませんから、思い切って中高価格帯で買うのがオススメです。
ちなみに、現行GT-Rの新車ですら、乗り出し1100万円程度です。
現行のGT-Rよりも走行10万キロを超えている20年以上前のR34の方が高いんです。
マジでクレイジーな相場になっています。
R34 Z-tuneが北米で6800万円。
世界で20台のみしか存在しないR34 Z-tuneは中古で6800万円の販売です。
もともとの新車価格の1774万円なので、約4倍近くの金額で取引されています。
さらに、2018年の東京オートサロン会場で開催されたオークションで出された”VスペックII Nur(走行距離10km)”はスタート価格が2000万円でスタートし、2020年のUSS東京でのオークションは”Mスぺニュル”が3300万円+税で落札されました。
プレミア価格の傾向を見てみると、ザックリと4~7倍になるのが今の相場のようです。つまり、
前期モデル スタンダード 499万8,000円
↓4~7倍↓
1,999万2,000円~3,498万6,000円
が、新車R34のプレミア価格としてみても良いのかもしれません。
距離数が増えたり、外観に問題があればこの価格から少しずつ目減りしていきます。
では、なぜR34がいま高騰したのか、その原因を分析・考察していきましょう。
高騰原因1. ワイスピの主人公”故 ポール・ウォーカー”の愛車。
車の評価は製造後30年。
世界的人気を誇るカーアクション映画「Fast & Furious」シリーズで主演を務めていた 故ポール・ウォーカーが劇中、そしてプライベートでもR34を乗っていたことは有名な話です。
特に同じ色の”ベイサイドブルー”は、通常のGT-Rでも相場価格に+200万円ぐらい高価な上、お金持ちのコレクターが多くを保有してしまいなかなか市場に出てくることがありません。
知らない人も多いかもしれませんが、劇中で使用された車はスカイライン 25GTをR34風にレプリカしたモノです。(落札価格は1億4000万円)
劇中でGT-Rを壊すことをポールウォーカーが最期まで拒み続けた結果、苦肉の策でそういう手段を取らざるを得なかったというのは、ポールのR愛が伝わってきます。
ちなみにポールウォーカーと友人のロジャーが共同で経営していたカーショップのガレージには、ポールが所有していた白のVスペックの姿があります。
そんなワイルド・スピードシリーズは、11作目で終了する予定であることが確定しています。
ユニバーサル・ピクチャーズにとって最大のドル箱となった映画がフィナーレを迎える瞬間、想像もできないぐらいの高騰が起きる可能性があります。
現時点でも十分に効果ありですけどね( ゚Д゚)
※ワイルドスピード最新作”ジェットブレイク”に、R34の登場が確定しました٩( ‘ω’ )و
高騰原因2. アメリカ25年ルールが秒読み開始。
世界を相手に椅子取り合戦。
25年ルールとは、右ハンドル車やアメリカの保安基準に適合しない車両であっても、25年経てば一般ユーザー向けの販売/登録が可能になる、という法律です。
つまり、25年経過したクルマは特例として販売や登録を認められるので、アメリカへの輸出が活発化し、需給のバランスが崩れ、価格が高騰するってカラクリです。(一部の州規制による例外もあり)
実際にR32の初期ロットが25年ルールを満たした2014年には、
約200万円の高騰。
R32は生産台数が多かったのにも関わらず、R34と同じで底値がキリ上がってから、高値圏がジワジワ上がる相場になりました。
まぁまぁ、この高騰は人気のR32なら予想できた範囲内でしょう。
しかし、超絶不人気なR33の25年ルールが解禁された2020年、異常事態が起きました。
掟破りの300~400万円高騰。
あれだけ「不人気だ」「失敗作だ」と言われ続けたR33の高値圏が高騰し、追従するように底値も引き上げられた相場を見て、スカイラインGT-R相場の期待値がグンと跳ね上がりました。
そして最後のスカイラインGT-R R34の注目度が一気に上がりました。
R34は1999年1月にデビューしたクルマなので、初期の製造は1998年代であることが濃厚で、25年ルールの適用は2023年、もしくは2024年の可能性が高いです。
残り2~3年で25年ルールの解禁です。
にも関わらず、既に価格が半年で2倍に跳ね上がり、最低価格1300万円。
これは転売屋が横行していたり、コレクターが「いま買わないと二度と手に入らない」と考えた結果です。
さて、2年後には「20万キロを超えた錆だらけのR34」の価格はどうなっているのでしょうか?
実はR34は、日本国内でしか販売していない
アメリカ人がなぜここまでしてR34が欲しいのかと言うと、R34は日本国内でしか新車販売されていないからなんです。
にも関わらず、ワイルドスピードでカッコいいR34が爆走していたら、そりゃ誰でも欲しくなっちゃいますよね( ゚Д゚)
日本でしか販売されなかったことで希少性が高まり、神格化された価値を生み出しているのかもしれません。
なお、25年ルールを待たずに、”公道を走らず展示用のクルマ”という名目で輸入し、25年を経過した直後に登録するという技も使えます。
そういった本物の車好きたちがいま動き始めているので、価格が跳ね上がっているのかもしれません。
高騰原因3. 世界の金持ちが投資先を探してる。
インフレ対策。
コロナによる支援融資で貸出残高の伸び率は過去20年で最大となりました。
特に法人貸出の伸びは8.5%増加し、「万が一のため」と余剰資金調達を実施しています。
家計には政府の給付金が”家族の人数×10万円”配られました。
日本政府がばらまいたお金は、給付金の事業・事務費を合わせて12兆8803億円。
中小企業向けの補助金である持続化給付金は4.2兆円。
そこに追加でぶっ込まれる費用も計算すると、少なく見積もっても20兆円はお金を投下しています。
給付金に関しては「助かった!」とありがたがった人も多いと思いますが、悠々自適の暮らしをしている人間や、在宅勤務をしている大手企業のサラリーマンなど、コロナで打撃を受けて苦しんでいるわけではない人間まで給付金は配布されてしまいました。
んで、必要のないお金は基本的に銀行の口座に眠りますが、時間の経過と共に「ただ寝かせておくのは勿体ない」ということに気がつきます。
そして今、似たような考えを持つ人が世界中に溢れています。その結果、そうした余剰のお金は株式市場に回ってきて、
「テスラが10倍になった。」
なんてニュースが記憶に新しいのではないでしょうか?
NYダウは史上最高値を更新、日経平均もバブルに近い状態です。
2023年までFED金利は0なので、投資目的でお金を借りる人が今後さらに増えてもなんら不思議ではありません。
だって国に「お金くれ!」って言ったら、「利息はいらないから後で返してね」って言われるんですから、まともな頭脳を持っているひとならとりあえず現金を借りまくります。
そして徹頭徹尾、投機や投資にお金を使います。
みんなが大量にお金を借りると、貨幣の価値が下がるインフレ方向に経済は進んでいきます。
極端に言えば、今の1万円が近い将来1,000円になる可能性があるってことです。
そこで次に思いついたのが、「価値の保存をしよう」という発想です。
R34は、金以上のポテンシャルを秘めている。
金とビットコインの高騰。
これらはインフレのリスク回避をしようとした投資行動の結果です。
金もビットコインも地球上にある総量には限りがあり、お金と違いこれ以上供給量が増えないことが保証されています。さらに価値があると多くの人が思い込んでいるので、未来的にもその価値は一定の保証がされているモノと考えます。
つまり、現時点で多くの人が「この物には価値がある」と思い込んでおり、これ以上供給量が増えないことが確定いるモノにお金を使いたい、そんな欲が世界的に高まっているのです。
そこで白羽の矢がたったのが、”R34”だったのです。
もちろんフェラーリやランボルギーニも多少の高騰はしていますが、R34ほど未来のある車は国内に現時点では1台もありません。
総生産台数 12,175台
市場流通数 約30台
増えることは絶対にない、むしろ減る。
99%、R34の価値は消えない。
そりゃ、お金持ちは買い漁りたくなりますよね?
「コロナが終わったら流通量が増えたら価格下がるじゃんw」
「株価が下がったらR34も下がるんじゃないの?」
そう考える人も中にはいると思いますが、僕はそう思いません。
ちなみに、一部の中国の実業家は完全に投機と割り切ってこれらのクルマを購入し空調が管理された倉庫に保管しています。
まっ、投資や投機はあくまで自己責任なので、解説はこの辺で終わりでーす(/・ω・)/
気になる人はメールか公式LINEでもしてください(笑)
まとめ:スカイラインGT-R R34は買いなのか?
100%全力買い。
断言しますけど、まだ高騰の初動です。
スカイラインGT-R R34の相場は上がることがあっても、今後現在のレベルより下がることはまず考えられません。
そしてこれ以上の日本車は今後二度と出てきません。
以上のことから、僕が予想する25年ルール解除後の価格は、控えめに言って、
最安値2000万円
すなわち、欲しいと思ったらすぐに購入したほうが良いという結論になります。
※すでにカナダのショップでVスペックが20万ドルで売られている模様です。
でわまたッ。
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