いらっしゃいませ!!
カスタムカーショップBRENDAのこぼです٩( ‘ω’ )و

愛車をピッカピカするために長年コーティングにお金を使い続けると、たまにふと

コーティングって実は無駄なんじゃね?

という素朴な疑問にぶち当たります。

なかなか効果が目には見えないし、長期的に見ないと効果が分からない、そうするとコーティングが無駄に感じてしまう、そう思うタイミングが必ずきます。

コーティングのメリットは諸説あるのですが、ケミカルメーカーやコーティング業界の代表的な謳い文句は、

  • 夏の強い日差しからボディを守るため
  • 水垢を作らないようにするため
  • 愛車のボディをピカピカに見せるため

でしょう。まとめると、コーティングやクイックコーティングをする理由は、

ボディの保護

だ言い換えても良いでしょう。

今日は、コーティングによってボディが保護されるメリットについて解説していきます。

デメリットはもちろん、お金がかかることです(笑)

はたしてコーティングには、かけた金額以上のリターンを僕たちに還元してくれるのでしょうか?

それともただの無駄な自己満足で終わってしまうのでしょうか?

詳しく見ていきましょう。

メリット1. コーティングでボディを保護できる

冒頭でも説明しましたが、コーティングの目的はボディの保護です。例えば、あなたが街中を車で走っていて

「あの車なんか古びてるな~」

って車のほとんどは、デザイン以上にボディが死んでいるのが原因です。

逆にすごく古い車、例えば1980年代の車とかでも、

「ビッカビカの新車みたいだな」

って車は、コーティングやクイックコーティングを継続的に施工しているから新車のような輝きを放っているのです。

コーティングは、ボディの上に膜を作ってボディを保護する作業の総称です。

つまり、膜がダメージを受けるのか、ボディ本体がダメージを受けるのか、そのわずか1mmの差が長い年月を経て如実に結果に表れます。

イメージが付きづらい人向けに説明すると、

真夏の海で上半身を裸でいる人と、お肌に日焼けクリームを塗りまくる人、ロンTを着ている人、お肌にはどのくらいのダメージの差がありますか?

・・・

・・

裸の人は、やけどをして皮膚が真っ赤に腫れあがります。
クリームを塗った人は、ダメージを極力抑えることができます。
ロンTの人は、ノーダメージです。

これを車に置き換えると、

何もしていない車は、寒暖差や環境ダメージでボディがボロボロになります。
クイックコーティング剤を塗った人は、ダメージを少しだけ抑えることができます。
コーティングをした人は、ノーダメージです。

ってな具合に変換できます。

このイメージを持っていれば、コーティングとクイックコーティングの違いも簡単に導き出せます。

ボディを長期的に全方位で守れるのがコーティングで、物理ダメージに弱く紫外線に強いのがクイックコーティングです。

クイックコーティングは定期的に塗り続けなければすぐに効果を失いますが、コーティングはロンTのように年単位で役目を果たしてくれます。

コーティングとクイックコーティングの差もだいたいのニュアンスは合ってると思います。

ついでに解説しちゃうと、コーティングの種類がたくさんあるのは、服の種類がたくさんあるのによく似ています。

先ほどの話では、ロンT(コーティング)や、日焼け止めクリーム(クイックコーティング)が傷んでくれたおかげで、ボディ(塗装)が守られた、って話でしたね。

これって別にロンTじゃなくても肌を守れれば良いわけで、例えばパーカーでも良いし、革のジャケットでも良いわけです。

そういった違いがコーティングにはあり、ガラスコーティングやセラミックコーティングみたいな種類に分かれているんです。

ちなみに、奥さんにコーティングを反対された場合、

「車にコーティングをしない人は、真夏の海を日焼け止めクリームなしで走り回ってる人と同等なんだよ」

って言えば、すぐに理解してくれると思うので地味にオススメです(笑)

メリット2.コーティングをすると車の査定が上がる

コーティングで査定が大幅UPする!!

みたいな記事がネットに腐るほどあるのはご存じだと思います。

しかし、車両の買い取りの際に重視されるのは主に”年式と距離”というのはもはや常識だと思います。

事実、業者のオークションで車を競り落とすときにボディが綺麗かどうかなんてマジで見ません。せいぜいボディを見ても「へこんでいるか」ぐらいの簡単なチェックだけです。

だって、オークション会場では光がいい感じにあったていて全部が綺麗にみえるから(笑)

「だったらコーティングしなくても良くね?w」

となってしまうのですが、ボディの綺麗さが査定に大きく影響する場面があるんです。それが、

ディーラーなどへ下取りに出すときです。

ディーラーは売上が命です。
車が何台売れたかに命を懸けています。

なので、本来なら下取り価格を高くするなんて損をするような真似は絶対にしません。

が、ボディが綺麗な車両というのは、良い顧客の証明だ、とディーラーは認識しています。

車のボディが綺麗な人の傾向として挙げられるのが、

  • 車が好き
  • ボディの傷が許せない
  • 安全運転を心掛けている
  • 定期メンテナンスに必ず来る
  • ボディにお金を使える余裕がある
  • 次の車も綺麗に乗ってくれる可能性が高い

なんとなくこんなイメージを持ちませんか?

つまり、ディーラーからしたら絶対に手放したくない、未来永劫お付き合いをしたいお客様なワケです。

さらに、綺麗な中古車というのは店頭販売でとんでもない破壊力を発揮します。

「相場よりは少し高いのですが、ボディが大変お綺麗ですので、、、」

の文言が使えるのは営業ではマジに最強です。

さらに綺麗な中古車がたくさんディーラーに並んでいたら、なんとなく清潔で安心感のあるイメージにも繋がります。

さらにさらに、綺麗な中古車は回転率が良いのも強みです。

ボディが綺麗な車は回転率が良い

ボディがメチャクチャ綺麗なA車は利益10万円。1週間で1台売れる。
ボディがヤレているB車は利益30万円。1ヶ月で1台売れる。

長い目で見たときに、AとBどちらの車両を大量に購入した方が良いでしょうか?

・・・

・・

完全にAです。

なぜAのボディが綺麗な車の方がお得なのか計算していきましょう。

1ヶ月は4週間あるので、Aは月/4台売れます。Bは月/1台しか売れません。

1ヶ月でAは40万円(年/480万)の利益があるのに対して、Bは30万円(年/360万)の利益しかありません。

年間で見ると120万円の違いがありますが、ぶっちゃけディーラー規模の売上で120万円は誤差です(笑)

そうではなくて、真に凄いのは、利益の出方の過程が圧倒的にA車の方が優れているんです。

「1ヶ月で4台の車が売れる」を言い換えると、「毎月4人のお客様をお迎えできる」になります。

一方、1ヶ月に1人しかお客様をお迎えできないBの車。

仮にそのお客様が修理やメンテナンス、カスタムや車検などを受けてくださって、3年間で50万円分をその自動車に使ってくれるとします。

そうするとあら不思議。

Aの車は3年間売り続けると、1440万円の利益が出た上に、144人のお客様と、暫定ではありますが7,200万円の利益が確定します。

一方のBの車は、3年間で1080万円の利益が出て、36人のお客様しか迎えるすることができず、1800万円の利益しかありません。

3年間を合算して差額を計算すると、

A=1,440+7,200=8,640万円
B=1,080+1,800=2,880万円

5,760万円=8,640-2,880

ここからさらに新規お客様の紹介で3%ぐらいの新規顧客が、、、ってな具合でどこまでも掘り下げて戦略的に計算することが僕は好きなのですが、今日はこの辺でやめておきます(笑)

さて、、、いかがですか?

ボディが綺麗な車を高値で買い取っても、絶対に損をしないディーラーの気持ちが少しは分かって頂けたのではないでしょうか?

ボディが綺麗な車を高く買い取っても、すぐに売れる確信があればディーラー的にはしっかり儲かるようになっているんです。

だからディーラーはボディが綺麗な車に対しては高値で買い取っても損はしないんです。

メリット3.コーティングは人生を豊かにしてくれる

時短と満足感

洗車がメチャクチャ好きな僕が実感として思うのが、コーティングをしている車としていない車では洗車にかかる時間が全然違うんです。

まずコーティングがしてあるので水をバシャ~とかけるだけで大体の汚れはすぐに落ちます。

そこへカーシャンプーをかけ、汚れを柔らかくして、スポンジで軽くこするだけでほとんどの汚れは落ちます。(虫がぱりっぱりになっていたらコーティングもくそもないですけどねw)

さらにシャンプーを落とすときには、水が小さな玉でもぽたぽたと落ちていくので、水垢になることはまずなく、ほとんど拭き上げる手間もありません。

なんか想像しただけでも凄く気持ちよく洗車ができそうな気がしませんか?

泥やホコリ、黄砂などでついた汚れが落ちやすければ、それだけ洗車に使う時間が短くなりますし、休日の体力も奪われずに済みます。

何より、汚れをゴシゴシと擦らずに落ちていくので、ボディーに傷をつけてしまうリスクがさらに減り、愛車を見るたびにうっとりすること間違いなしです。

愛車が綺麗になるともちろん気持ちが良いですし、洗車をし終えたあとに愛車を眺めながらニヤニヤ飲むコーヒーの時間が至福の時間です。

洗車をするだけで幸せになれるのは人生のコスパが良いですね(笑)

まとめ

コーティングは無駄じゃない!!!

「俺は乗り潰すからコーティングなんてしない!!」

と豪語する人でも、自分の車は綺麗な方が気持ちいいですよね?

必ずとは言いませんけど、金銭的にも精神的にも衛生的にも、愛車にコーティングをしておいて損はないと思います。

皮膚を守るために洋服を着ますよね?
洗顔の後に化粧水と乳液をつけますよね?
髪のキューティクルを守るためにリンスをつけますよね?

なぜ皮膚や髪のコーティングにお金を惜しまないのに、車のコーティングには興味がないんでしょうか?

とはいえ結局は個人の選択なんで、こだわらない人はこだわらないとは思いますが、僕と同じように洗車が大好きな人はコーティングについてぜひご検討ください。

コーティング、最高ですッ!!

でわまたっ、良きカーライフを!!

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