いらっしゃいませ!!
カスタムカーショップBRENDAのこぼです٩( ‘ω’ )و

車検が切れた車の車検を通したいんだけどどうしたらいいの?

最近書いた記事の影響で上記のようなメールが来たので回答しておきます(笑)

別に脅したつもりはなかったのですが、JAFに頼むとどのくらい致命的にお金がかかるのかを説明した記事で、車屋さんまで移動するためのレッカーを少し躊躇してしまったようです。

30kmで3.5万円もかかるんですから、慎重になって当然だと思います。

そこで今日は、車検の切れた車を車屋さんまでどうやったら経済的に運搬できるのか、について解説していきます。

そこまで難しい話ではないので、サクッと解説していきます。

車検が切れた車のレッカーは依頼するな

無料で車屋さんにやってもらいましょう。

多分これが一番コスパが良いです(笑)

もちろん、「無料でレッカーしてくれ!!」なんて言ってもやってくれる車屋さんはいないでしょう。

当然です。当たり前です。しかし、言い方を少し変えて

「車検をあなたのショップで通すから、車の移動をお願いしてもいいかな?」

ならどうでしょうか?多分7割ぐらいの車屋さんはOKを出すでしょう。

逆に、「不動車の移動に関してのレッカー代を請求しますけどよろしいですか?」なんて言う車屋さんとは、この時点で付き合いをやめておいた方が無難です。

そういうショップはお客さんをただの食い物にしている可能性が高いので、付き合いが長くなれば長くなるほどどんどんお金を絞り取られ続けるだけです。

ので、そういうショップにはササっと見切りをつけて、気持ちを切り替えて他のショップを探しましょう。

ココで1つ落とし穴があるので気をつけて欲しいのですが、車検が切れている車を動かしたい場合には、レッカー車による牽引はNGです。

必ず積載車で移動してくれるショップを探しましょう。↓こういう車のことを積載車と呼びます↓

車検の切れた車というのは、たとえ僅かな距離であっても前輪か後輪のどちらかを道路上で転がしてしまうと、無車検車走行として厳しい処罰が下されます。

よく一般道で見るレッカー車は、前輪か後輪が路面に接地しながら移動させるので、無車検車走行による道路運送車両法違反に問われる可能性があります。

ので、4輪すべてが接地しない積載車でなければ移動はできません。

積載車を持っているお近くのショップにまずはお願いしてみましょう。

長距離の場合はさすがに請求される

とはいえ、「宇都宮から大阪まで(往復1200km)車を運んでくれ。あなたのお店で車検を通したい」って言われたら、さすがに運送費を請求します。

なぜなら、トータルの収支が必ず赤字になるからです(笑)

どんなに人情味のあるショップでも赤字になる仕事は滅多にしません。

“車検をあなたのショップで通すから、無料でレッカーしてくれ戦法”が通用するのは、あくまで50~100km圏内までが限界だと思います。

っていうか、普通に近場で車検は受けてくださいw

無論、普段からショップに来てくれるお客様の不動車だったり、常連のお客様が出先でトラブったら、北海道だろうが沖縄だろうが必ずレッカーしに行きます。

これがパターン①です。

んで、実は無料でレッカーする方法はもう1つあります。

仮ナンバーを使って自分で移動する

仮ナンバー最強説。

右のZ33が積載車に乗った状態で、左のZ33が仮ナンバーを取得して車を移動している状態になります。

車検切れの車を積載車で移動させる以外で動かす2つ目の方法は、仮ナンバー取得して移動させる方法です。

自走が可能な車であれば、仮ナンバーを取得することで公道走行が可能となります。

仮ナンバーの取得は市区町村の役場や運輸支局で申請を行い、「車検を受ける」という事情が認められた場合に限って発行されます。

仮ナンバーが発行されたら、最長で5日間の公道走行が可能になります。

しかし、いくつか注意点がありまして、事前に決められた運行経路を走行して、目的地となる検査場やショップへの最短ルートに限定されます。(自賠責保険が切れていないことも条件に含まれます)

鋭い人はお気づきかもしれませんが、仮ナンバーを取得するとレッカー車での移動も可能になります。

しかし、車検費用とは別にお金もかかりますし、仮ナンバーの申請や手続きなどに時間もかかるので、すぐに車検を通したいって人にはオススメしません。

素直に近くで車検もやってくれて、積載車も持っているショップに問い合わせるのが一番だと思います。

おまけ:車検の価格を抑える方法

車検の切れた車の車検を通すことは、2-3年に一度訪れる車検の更新よりも難易度が高いです。

法定費用+整備費用(基本料金)+レッカー代

が、車検の切れた車を車検に通す際にかかる費用です。

法定費用は法律で定められた金額なので割引などはありませんが、先ほど紹介したレッカー費用は節約できます。

そして車検の料金を大きく左右するのが、整備費用(基本料金)です。

ここをどれだけ圧縮できるかで車検の総額が大きく変わります。

例えば、自分でできる整備は自分でやっておくだけで、その分の工賃は上乗せされないので節約になります。

とは言え、自分のスキルに自信がないのなら、諦めてディーラーや民間の整備工場に出すことをオススメします。

車が置いてあった環境にもよりますが、各部品の経年劣化は避けられませんし、電気系をかなり交換することも視野に入れておく必要があります

昨今の情報過多な時代では、電気系の整備などもYouTubeにUPされていて、それを参考に勉強した素人が電気系の整備にチャレンジする、なんてことも珍しくはありません。

しかし、ほとんどの人は取り返しのつかないぐらいやらかします。

実際にBRENDAにも電話で「自分でやったけど何がなんだか分からなくなった。助けて欲しい。」的な電話が週に1回は必ずあります。

自分でやる精神は素晴らしいなと思いますけど、実車の状態を目の当たりにすると、

「なんでこうなった???」

って状態がほとんどです。

「なんの自信があって自分で手を出したの?」

って、ついつい思いたくなります。

必然的に「これだったら最初からショップに出した方が経済的だよね」ってパターンが多いです。

自分の技量と相談しながら、上手く車検の費用を抑える方法を模索してみて下さい。

まとめ

そもそも、車検切れを起こすなw

ってことを最後に声を大にして言っておきます。車検を忘れると

「うっかりしていた!!」

では割り切れない金額を払うハメになるので、常日ごろから車検の期限を定期的に確認して、余裕を持った車検を受けることを推奨しておきます。

今すぐにiPhoneのスケジュール帳に車検日を書いておくことをオススメします。

とはいえ、サーキットで走っていた車を街乗り仕様にしたい、旧車を蘇らせたい、などの理由があるので一概に車検をうけろとは言えませんが、普通の人は車検を受けましょう。

でわまたっ、良きカーライフ!!

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